カテゴリ:本のこと
両親は今朝無事に家に到着したようです。今日は掃除と片づけをしました。
久しぶりに本のことを書きます。いわゆる「売れ筋の本」にはとらわれないほうなのですがどうしても読みたくて親に頼んで日本から持ってきてもらいました。やっぱりしをんさんはさすがです。とってもとってもおもしろかった。物語が佳境に入った後半は途中で本を閉じることが出来ずに、両親がいるにもかかわらず夜更かしして一気に読破してしまいました。 ☆『風が強く吹いている』三浦しをん著 「走る」ということだけをテーマにしたもので、こんなに面白い小説が今まであったでしょうか? 箱根駅伝は子供の頃、必ずTV観戦していたのでとても身近な競技イベント。そのせいか、小説なんだけれど、選手が走る様や景色がスピード感を持って頭のなかで自動的に映像化されたため映画を観ているようないつもとは違う不思議な感覚で読み進みました。 何かを一生懸命やることで人は成長していくんだということを改めて感じた小説。青竹荘のメンバー全員の、それから「藤岡さん」のファンになってしまいました。(笑)葉菜子ちゃんを巡る恋愛模様にはまだ終止符が打たれていないので、そちらをメインに続編を期待してしまいます。 すべて「冷めてる」ことがかっこよかったり、頭がいいと評される今日この頃だけど、表は平穏クールに、内面は熱くが一番かっこいい生き方じゃないかなって思いました。なかなか実践するのは難しいですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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