カテゴリ:本のこと
先週、バイトの帰りがけに立ち寄った本屋さんに並んでいて、即買いしました。
著者森見先生の言葉を借りると、「五男」が「小型化」していたからです。 この本、教科書にも登場する、「山月記」「藪の中」「走れメロス」「桜の森の満開の下」「百物語」という名作5編を、森見先生流のペーソスと、シニカルさ、その他もろもろを加えて改変したものです。 どれも、ほどほどに不気味で怪しい森見ワールド全開でおもしろかったです。万が一、原作を知らずに読んでも楽しめます。そして、原作と比べてみたくなると思います。 大学時代マージャン屋に入り浸っていたり、居酒屋で口角泡をとばしていたり、ちゃんちゃんこに革靴で近くの下宿先から登校してきたりしていた、同級生の男子を思い出しました。 今もそういう大学生っているのかな・・・。 すっかり森見登見彦ワールドにはまっております。 早く次の作品も「小型化」して欲しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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