テーマ:TVで観た映画(3875)
カテゴリ:映画鑑賞
このところ古い日本の映画漬けである。 BSのアンテナのほかにCSのアンテナも立てているのがうちのTV環境である。ほんとはあまりTVを見ている暇が無いのに。 CSを契約した事情は野球、阪神戦(夫の)ですな。わかるひとはわかる(笑) で、野球も終わり、夫の趣味の時代劇チャンネルも飽きたというので、チャンネル契約を解除したのだが、基本料が残るのでそれももったいない(というのも変だけれども)と日本映画チャンネルを契約してみたのだ。 取ったからには見なければと努力している(笑)けれども時間はかかるし、映画って案外くたびれるし、なんのためにそうしているのだかという気はする。 おととい観たのは しかし、このカラー映画の背景が懐かしい。阪神地方が主な舞台で六甲山への道とか神戸港とか。国会議事堂も同じ建物なのに古ぼけて映っているし(笑)銀座も旧いまま、って当たり前か。ありました、ダンスホールの場面(笑) 3時間半の長さでくたびれた。家で観てもそうなのだから、『沈まぬ太陽』は大変だろうな、いくら良いシアターでいい椅子でもね。ましてこの映画の昔は粗末な椅子であったろうよ。ほんと!昔は映画が娯楽であったということ。 さきほど ストーリーはまあまあ、推理といえるほどでもなく、サスペンスとしてもヒッチコックを狙ったのはわかるな、ぐらい。 しかしこれもモノクロだけれども背景やファッションが懐かしい~。襟の大きな、厚いウール地のスーツ。着ていたよ、確かに。 銀座。当時のロケで思い出そのまま、またまたダンスの場面多し。わたしたちは映画に触発されてそんなところにいったのか、風俗がそうだったのか(笑) なんだか時代って知らぬ間に通り過ぎていくのだなぁー。そこにいると変化を忘れている。もし浦島太郎ならびっくりするのにね。 と感慨に浸っているのはいいけれども、そうもしていられない忙しなさと、動作も思考も遅くなった時間との闘いでもある日々よ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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