腹筋ブレイカー・EIKATEI
↓の日記を書いた後、焼肉食べ放題に行ってきた。名目上は年誌の打ち上げってことになってるけど、実際年誌はできあがってないし、正味行きたいから行ったというだけの話。化研+物研+生徒会の総勢11名で焼肉屋を襲撃してきた。――そう、本当にこれは襲撃だったんだ。6時。学校の校門前で集合した一行は焼肉屋に向かった。みんな集合が早いのはデフォルト。6時半。入るか入らまいか。焼肉屋の前でたむろする。人はそれを営業妨害というが、そんな言葉は誰も知らない。5分か10分ほど迷った挙句、入る。15分後、遅れてきた1名を加えて食べ放題ののろしが上がる。それは惨劇の始まりだった。<見取り図>・掘りごたつ1(たうえ)(物件部長)(ヤヌス)(Ds)(左京)(Sb)――――――・掘りごたつ2(空席)(保護者)(お奉行様)(くらら)(vaty)(toxin)食べ放題が始まった。はじめは普通に焼肉を食べていた。つまり、肉を焼いて、食べるということ。なんでこんな当たり前のことを言うかというと、もちろんその後当たり前じゃない展開があるからなわけで。1時間ぐらいはそうして普通に食べていたと思う。食べ放題は2時間(料金3000円弱。お手ごろ?)であるから半分ぐらいはまじめに食事していたということだ。たぶん、空腹が心にゆとりを生み出さなかったんだろう。しかし、空腹も落ち着いてきたその頃、人は無駄なことを考えてしまうのだ。掘りごたつ2。それまでの肉一辺倒という健康に悪そうなメニューから脱却、たまねぎを注文する。たまねぎ……煮てよし、焼いてよし、炒めてよしの万能食べ物である。普通食べる時ばらばらにならないよう、爪楊枝に刺してあるのはご存知のはず。例によってこの店でもそうであった。鉄板に躊躇なくすべて乗せるメンバーたち。その爪楊枝がすべての悲劇のトリガーだったとは誰が予想しただろう。詳しい経緯は覚えていない。とにかく、たまねぎに刺さっていた爪楊枝がすべてだった。まず、たまねぎが己が爪楊枝によって串刺しにされた。爪楊枝は網の中に入って黒焦げだった。数本の爪楊枝の通ったたまねぎなど誰も食べたくないから放置されていた。結果、炭化したたまねぎが誕生した。同時進行で怪物が生み出されようとしていた。その場の空気がそうさせたのだろう。数多の爪楊枝に串刺しにされたウィンナーが誕生した。そのグロテスクさがわかるだろうか。爪楊枝の先がウィンナーの中から出ているのだ。まぁ、それを焼くも結局掘りごたつ1に押し付けられた。その後はずっと嘲笑のターン。串刺しにされた様々な食べ物。黒い様々な食べ物。掘りごたつ1の割り箸は火のえさとなり、掘りごたつ2の爪楊枝はすべて消え去った。この笑いのすべてを伝えきれないのが残念でならない。ま、そんな感じで後半gdgdになるのはいつものこと。では。