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カテゴリ:カメラと共に
星野道夫さんの写真展を見た。
星野さんはアラスカを愛し、雪の大地で20年の歳月を生きた動物写真家。 7年前、取材中にヒグマに襲われて亡くなった。 なぜこんなにあたたかい言葉をつづれるのか。 なぜ、こんなにやさしいまなざしで自然と向き合えるのか。 雪原を横切るカリブーの群れは、一列の黒い直線にみえる。 風に向かってうっとりと目を閉じるシロクマの母親。 広大な大地と果てしなく広がる空を燃やす朝焼けの激しさ。 感動はいつも、言葉にしてしまうと陳腐になる。 本屋さんで星野さんの写真集を見かけたら、できるだけ心を透明にして、どこかのページをめくってみてください。 もしかすると、探しものを見つけられるかも。わたしがそうだったように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.16 11:55:36
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