本読みのひとりごと

北海道の親戚が、「とにかくものすごくおいしいから食べてみて！」とじゃがいもを送ってくれました。
さっそく実家から少し持ってきて、高山なおみさんの「じゃがいも料理」を広げる。



うん。今夜はこの料理にしよう！

まず、じゃがいもを皮つきのまま茹でる。
水から茹でて、沸騰したら弱火に。
３０分くらい、鍋やいもの数によっては１時間くらいかけて、ゆっくりじっくり。
いつも、沸騰したお湯に放り込んで大急ぎで茹でていたから「えー、そんなにかかるの！」と最初はびっくりした。
仕方がないので、アロマテラピーの勉強したり、小説の手直しをしたり。
仕事でたかぶっていた神経が、穏やかになってゆく。
部屋に鍋がかかっているって、いいな。

茹であがったら、熱いうちに皮をむく。
やけどしないように、濡れ布巾を上手に使って。
湯気が上がってあんまりおいしそうなので、料理する前につまみ食い。
４つに割って、中のひとつにバターを載せて、ぱくっと口に放り込んでみました。
…う、うまい！
あつあつ、ほくほく。バターのほのかな塩味がきいて、極楽～♪

茹でたおいもは乱切りにしておいて、エキストラバージンのオリーブオイルを熱し、生ソーセージを炒める。
ソーセージに焦げ目がついたら、キッチンばさみでひとくち大に。
いい香りと音がたちはじめたフライパンにバターをたっぷりひいて、ローズマリーの葉をちぎって散らし、じゃがいもを焼く。
じゃがいもに焼き色がついてきたら、粗塩を振って、黒こしょうをひいて、出来上がり！

じゃがいもがそもそもうまいのですから、おいしくないはずがない。
ベランダからちぎってきたばかりのローズマリーちゃんも、いい香りをぷんぷんさせて、料理を応援してくれています。
白ワインに合わせてもよさそう。

さあ。
次はどんなじゃがいも料理を作ろうか。