本読みのひとりごと

※映画の内容を含みます。これからご覧になる方はお気をつけください※

夕方、シネコンに駆け込み、「プラダを着た悪魔」を観る。
アン・ハサウェイ演じるアンディ。メリル・ストリープ演じるミランダ。
ファッションなんて興味ないって顔をしていたジャーナリスト志望のアンディが、ファッション誌の鬼編集長、ミランダの元で、仕事もお洒落もがんがん鍛えられていく物語。
変身したアンディが次々と身に着けるブランドのお洋服、ハイファッション誌をめくるようで、女心をわくわくさせてくれる。
単純明快なストーリーも、いっそ小気味よい。
こういう映画は、観てすかっとするのが目的なので、ディテールをあれこれ批評するのはこの際野暮というもの。
この物語、一体どこに落とすつもりだろうとはらはらしながら見ていたら、なんとあんなところに！噴水のなかに！どぼんと！（笑）

ところが意外にも、このわかりやすい映画を観たら、このところずっと悩んでいた問題の答えが、ストーリーとは何の関係もなく、突然、わかってしまった。
迷っても仕方がない。
大事なものは、わたしが本当にのぞむものは、この手の中にあるんだから。
あとは、深く井戸を掘りすすめるだけだ。

＊

カウンセリングで、次の予定を決めるため手帳をめくっていたら、「…それ、ひょっとしてほぼ日手帳？」とカウンセラーさん。
なんと、カウンセラーさんもほぼ日手帳の愛用者なのでした！
しばし、欄外の読み物の話などで盛り上がる。
何色の表紙を使っているのか、今度聞いてみようっと。