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カテゴリ:ごはん日記
仕事はじめ。
ひさしぶりの労働に体がびっくりして、偏頭痛を起こす。 会社の先輩と、お寿司を食べに行く約束をしていたのだけれど、涙をのんで丁重にお断りした。 帰宅してすぐ、こめかみラベンダーと、カモミール&ラベンダーのハーブティーで痛みをやわらげる。 予約していた本を受け取りに、図書館へ自転車を走らせたら、祝日の振り替えでお休み。 行正り香さんと平松洋子さんと堀井和子さんの本、楽しみにしていたのにな。 最近は、料理の本が多様化していて、ただいろんな料理の作り方を並べるだけじゃない、料理研究家の個性を出した写真集やエッセイ集、絵本のような楽しい本がたくさんある。 わたしはそれらの本を読んだり眺めたりするのが、本当に大好き。心から落ち着く。 食いしん坊なのと、料理を作ることも好きなので、おいしそうな料理のヒントを見つけて嬉しくなるというのもあるけど、それだけじゃない。 料理って、かならず、ちょっと先の自分自身をふくめた誰かのためにするものだから。 誰かを笑顔にしたいとシンプルに願い、そのための何かをこつこつやっているとき、人は誰にもじゃまされない、最高に幸せな気持ちを味わえるんだと思う。少なくともわたしはそう。 子どもはお母さんの作るごはんから愛情を吸収して大きくなる。 同じように、自分自身の体と心も、自分のごはんでいたわることができる。 ひとり暮らしをして、発見したことのひとつ。 というわけで、スーパーの新鮮野菜コーナーで、みっちり太ったおいしそうなかぶを買い込む。 わが草庵はシンクがこびとサイズなので、泥を落とすのが少し面倒なのだけれど、この季節のかぶのおいしさは、多少の手間には変えられない。 今夜は、かぶと豚肉の炒めもの。 日経ウーマンに載っていた、平松洋子さんのレシピ。 かぶを炒めるなんて珍しいので、試してみる。 厚めに切ったかぶの表面が少し透き通ってきたかな、というところでぱっと火を止めたら、かぶがジューシーでとてもみずみずしい。 豚の脂と、かぶはとっても相性がいいみたい。 今度はもう少し脂の多い肉で試してみよう。 旅のお礼状を書いたり、年賀状にお返事をしたり、頼まれていたクリームを作ったりして、あっという間に夜がふける。 たまっている用事をちょっとずつ片づけながら、今週いっぱいかけてだんだんエンジンをあたためていこう。 --- 気づいたら、10万アクセスを超えておりました。 「絵のない美術館」から「本読みのひとりごと」に引っ越して、もうすぐ丸4年になります。 これまで読んでくださったすべての皆さまに、心から感謝します。 ありがとうございました。 今年も、のんびり書きつないでゆきたいと思っています。 よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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