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カテゴリ:お散歩日記
北国へ来ています。
6時半起床でスキーの特訓。 超初心者のわたし、2時間くらい練習したところでいきなりリフトに乗せられ(乗るときも降りるときもこけた)、ゲレンデデビュー。 上から見下ろすゲレンデは、見上げるそれよりうんと傾斜がきつく見える。 しかも降りた途端につるつるすべるので(当たり前!)、こわくて半泣き。 へっぴり腰で何回も何回もすっころび、「もうスキー脱いで降りる!帰る!スキーなんかできなくてもいいもん」と本泣き。 クマ先生はそのたびにいちいち生徒を引っ張り上げ、なだめ、励まし、一緒に転びながら親切に教えてくれる。 根性のない生徒で、本当にごめんなさい… 十何回目かにお尻で何メートルも滑降し、もはや起き上がる気力もなくして、ゲレンデの真ん中に横たわる。 少し離れたところで、根気よく、心配そうに待っている先生。 何しろキャリアがちがうので、スニーカーを履いているみたいに、器用にスキーをあやつる。 どうせ一生かけたって、先生みたいに上手には滑れないもん。 いじけて、そのまま雪の上に体を投げ出してみる ふわふわで、冷たくて白くて、気持ちいい。 それでまた少しやる気になって、こけてはすべり、こけてはすべり、雪まみれになってがんばる。 傾斜がゆるやかな場所でなら、だんだん思い通りの方へ進むことができるようになる。 風がひゅうっと耳の横を通り抜けていく音を、ちょっとだけ聞く。 ああ。なんだか楽しいかも。 まだとてもこわいけれど。足もがくがくしているけれど。 たくさん練習して、すいすい滑れるようになりたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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