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カテゴリ:ごはん日記
雪。さらさらで、日に照らされてきらきら光る。きれい。
早めに空港へ着き、関西へ帰る妹を見送った後、空港のレストランでスープカレーを食べる。 野菜がごろごろ入って、ぴりりと辛い。 母は、オニオンリングとビーフ、丸ごとじゃがいもの入ったカレー、父はカレーラーメン(!)を食べた。 大阪行きの飛行機が飛び立つ少し前になると、レストランに関西弁のお客さんがどっと入ってきて、大きな声で楽しそうにしゃべっている。 住んでいたときにも感じたことだが、関西の言葉には、深刻になりそうな場面の枠組みを外す作用がある。 この際、細かいことはまあ、いいか。という気分になる。 お土産屋さんもみる。 ロイスのチョコレートチップス。マルセイのバターサンド。定番白い恋人。ハッカスプレー。ペパーミントティーなどいろいろ買い込み、スーツケースに押し込む。 気持ちわるいと思っていたまりもっこり、じっと見ていたら、案外かわいいような気がしてきた。 これもひとつ、買う。 帰りの飛行機は、行きよりもうんと静かに飛んだ。 航空会社にかかわらず、飛行機の中で供されるコンソメスープがわたしは好き。 特に、AIR-DOのスープは、北見特産の玉ねぎを使っているので、おいしい。 ひとくち飲んだら体があたたまって、ぐっすり眠る。 空港で両親と別れ、京急にのる。 飛行機や新幹線はきらいじゃないけど、長い距離を移動した後は、誰かと同じ家に帰って、疲れたね、なんて言いながら出来合いのお総菜でも食べたい気持ち。 ひとりはさみしい。 疲れてあまり食欲がなかったので、夕食は作り置きの野菜スープとトースト。たまご。ジャム。ソーセージ。 明日からまた仕事だ。 仕事はたいへんだけれど、自分を現実につなぎ止めるための大事な道具でもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.26 12:20:50
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