本読みのひとりごと

気づいたら、周りの人にちょっとずつハーブやらヨーガやら広まっていて、なんだかうれしい。
花粉症の上司は、ペパーミント紅茶を飲みヨーガの呼吸法を試しているし、別の上司の奥さまと娘さんは、わたしのCDをダビングしてヨーガを始めたらしい。
実家の母も、恋人のお母さんもクリームを愛用してくれている。
わたしの作ったお茶を気に入って、つづけて飲んでくれている友達もいる。
ありがたいなあ。うれしいなあ。
そろそろ、春のお茶をくふうしてみようか。

明るい光が差し込むレストランで、奮発してデザート付きランチを食べる。
三寒四温。でも春の日差し。気持ちいい。
レモンイエローのセーター、着てきてよかった！
途中で、同期のTちゃんが合流。
彼女が来てから、わたしの平日はうんと明るくなった。
前から明るいんだけど、もっと。
つい話し込んで、午後の来客に遅れそうになる。
油断禁物。それでなくとも、わたしは浮かれた性格なんだから。

定期購読している「Arne」が届く。
大橋歩さんから届く、季節のお手紙みたいな雑誌だ。
ゆっくり時間をかけて読む。
「かえる食堂」のかえるちゃんにお弁当を作ってもらう特集が、特によかった。
かえるちゃんのお弁当は、手間を惜しまない。
新鮮な野菜を使って、見えないところにたくさん手間をかけて、ていねいにつくる。
とてもおいしそうで、うっとりする。
あんまりおいしそうなので、何度も何度も読む。
新月が近いので、つまり女の子の日も近づいており、眠くて頭がぼうっとする。
おなかが空いているのに、ばりばり料理をつくる元気もない。
だから、ベッドに寝転んでかえるちゃんのお弁当写真を見ながら、空腹を満たす。
かえる食堂ってどんな食堂かな。と思っているうちに眠り込んでしまう。

もうすぐ桜が咲いて、かえるも目をさまします。