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カテゴリ:お散歩日記
紅葉ドライブ。 初めての道、練習を兼ねてわたしが運転していく。 山の中腹までは順調だったのだけれど、登っていくにつれうっすらと霧が。 「そろそろ運転代わったほうがいいかなあ」とわたし。 「だいじょうぶ、だいじょうぶ」とくま。 そうこうするうち、霧はどんどん濃くなって、3メートル先のカーブも見えなくなってしまった。 おしゃべりも忘れ、必死で霧に目をこらし、ハンドルを握りしめるわたし。 須賀敦子さんの「ミラノ 霧の風景」に、濃霧で視界がきかなくなり、助手席のひとりが車を降りて誘導しながら運転したという話があったのを思い出し、背筋が冷たくなる。 なんとか頂上の駐車場に着き、エンジンを止めて車を降りたら、膝ががくがくしてその場にしゃがみこんでしまった。 ああ、こわかった! けれど苦労して運転した甲斐あって、それは美しい紅葉が見られました。 遠くから見ると、山の斜面が色とりどりに染まって、まるでパッチワークのじゅうたんみたい。 北国は、山のドライブが愉しい季節です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.30 18:42:27
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