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テーマ:ダイエット日記(22967)
カテゴリ:お散歩日記
自分史上驚くべきことと言っていいと思うが、走ることを始めた。
休日の朝、くまが走りに出かけるというのを、いつもならソファでクッキーなんかかじりながら呑気に見送るのだけれど、今朝はなぜか「わたしも一緒に走っていい?」と口走っていた。目を丸くして驚くくま。 走るのは苦しいし、疲れる。走る人の気が知れない、と言ってはばからなかったこのわたしがどういう風の吹き回しなのか、言い出したわたし自身にも謎。 走るための服なんて、学校の体操服とジャージー以外持ったことがないので、手持ちの服の中でいちばん動きやすく吸水性のいい、屋久島へ行ったときの服を着て、お出かけ用のスニーカーを履く。 準備体操をして、朝の道をゆっくり走りはじめる。 かかとから着地すること、手は「チョキ」の形から卵をふわっと握るみたいにして、脇をしめ、綱引きするみたいに腕を振ることをくまに教わる。 道ぞいに広がる果樹園。赤く色づいたりんごの実。芝生の上で踊る木漏れ日。 甘い秋の空気を胸に吸い込んでは、吐き出す。 呼吸をして足を動かすことに、だんだん意識が集まってくる。 頭にはいろいろなことが浮かぶけれど、考えは長くとどまらず、景色と一緒に後ろの方へ流れ去っていく。 誰とも競争しないで走るって、案外気持ちいいかも。 少し、つづけてみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.30 19:09:13
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