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テーマ:今夜のばんごはん(50676)
カテゴリ:ごはん日記
夕食に、実家から送られてきた北海道産のじゃがいもでお焼きを作った。
高山なおみさんの本に載っているのを見て、ずっと作ってみたかった料理。 弱火でゆっくり茹でたじゃがいもをボウルでていねいにつぶし、クリームチーズと小麦粉を加えて練り上げ、塩こしょうで味つけする。 小判型に丸めた生地に小麦粉をはたき、たっぷりのオリーブオイルとバターで焦げ目がつくまで焼く。 このあたりで、なんともいえない香ばしいにおいがたちのぼってきます。 同じフライパンでカリカリに焼いたベーコンも添えて、こしょうを振って完成。 パンに合わせれば食事になるし、ビールのおつまみやおやつにもよさそう。 半分は食卓に並べ、半分は冷凍して、今度の楽しみにとっておくことにしました。 早寝早起きして、ジョギングをして家事をして、本を読んで料理をする今の暮らしは、どうやらわたしに向いているらしい。 料理はとても創造的な作業なので、面倒なときもあるけれど、日々のストレス解消に役立っているみたい。 …でも、わたし、「書こう」と心に決めて、あんなに楽しかった仕事を辞めたのではなかったかね? 料理をすること、走ること、周囲を居心地よく整えること、規則正しい生活をすることはわたしにとって、土を耕し、肥料を入れてふかふかの畑をつくる大切な作業。それは今までも、これからも変わらない。 けれどここまでじりじりと力を蓄え、種が芽を出すのにちょうどいいお布団を用意したのだから、そろそろ種を蒔かなくちゃ。 耕した畑の真ん中で、甘い果実を夢みているだけじゃ、いつまでもおなかがぺこぺこだ。 種を蒔いて、水をやり、雑草を抜き、肥料を入れ、育てなければ。 この手の中に、ひとつぶの種。 これをそっと畑に置いて、やわらかい土をかぶせることから、始めよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.10 12:18:38
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