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テーマ:車に関するお話(10515)
カテゴリ:お散歩日記
朝、雪がやむのを待って、くまとくま父さんが車の様子を見に出かける。
わたしとくま母さんは、あたたかい部屋の中からそれを見守る。 エンジンを冷やす水が漏れてなくなっているというので、くまがやかんに水を汲んでは車に注ぎ込む、というのを何度か繰り返したら、なんと!! エンジンがかかり、快調に走るようになったではないですか。 ガソリンでも電気でもなく、水が足りなくて走れなかったのね。なんと原始的な。 結局、くま父さんと母さんが乗ってきた車を置いていってもらい、壊れたほうの車はくまの実家近くで入院することに。 ハローワーク通いのため、とにかく早く新しい車に慣れなければならないので、すぐに練習を開始する。 大きさは同じくらいだけど、前の車の方がアクセルのききがスムーズだった。ブレーキは逆に、新しい車のほうが反応がいいみたい。ハンドルの重さも違うし、スピードメーターの場所もちがう。 車っていろいろ個性があるんだなあ…と思ったら、なんだか急に前の車がいとしく思えてきた。ちゃんと直って帰ってくるといいな。 くま父さんと母さんを見送り、夜から仕事に出かけるくまにごはんを食べさせて車で送ってゆき、帰ってきてゆっくりとお風呂につかりながら、思う。 週末に予定していた式の準備は何も進まなかったし、びっくりしたし、危なかったし(死ぬかと思った)、とてもくたびれたけど、なんだかおもしろかったなあ。 くまと一緒にいると、ひとりでふつうに暮らしていたら絶対起こらないようなことが次々に起こるので、それがおもしろそうと思って結婚したけれど、やっぱりおもしろかった。 明日になったら、実家の母に電話して、この冒険のことを話そう。 冒険の人生はつづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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