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テーマ:今夜のばんごはん(50670)
カテゴリ:ごはん日記
北海道に住む友人が、貝つきのホタテを山ほど送ってくれた。
受け取りに出た玄関で、クロネコのお兄さん、 「北海道からですよ。ホタテですよ。たくさん入ってますね」とにこにこ。 お兄さんは軽々と片手で抱えていたのに、受けとったらずしりと重い。 発泡スチロールのふたを開けると、大きなホタテが底までみっしり詰まっている。 その数、三十余。 海の幸をさばくときは、何はともあれ実家の母に電話。 貝の平らなほうから包丁を入れて、貝と貝柱を切りはなして…と教わりながら、ひとつずつ開いていく。 ひらいた口のすき間に、うっかり指をはさんだまま包丁を差しこんだら、貝がびっくりして「がぶっ」と指をはさまれた。鮮度ばつぐん… 格闘すること30分。ようやく貝柱とひもを取り出し終える。 箸を持って待ちかまえていたくまと一緒に、ちょっとおしょう油をつけてぱくり。 「○※×☆△◎!!!!!」 うまい。ぷりぷりの食感。口のなかに広がる甘み。 思わずお茶碗にごはんをよそい、多めにおしょう油をつけたのを上にのせて一緒に食べてみた。これまたうまい! 夕食はホタテづくし。 強火で焦げ目をつけたところにバターを溶かしておしょう油をじゅっとたらすと、うまみが中に閉じこめられて、新しいおいしさ。 取り出しておいたひもは、よく洗って塩でもんで、さっとゆがいたのをわさびじょう油で。たくさんあるので半分は佃煮にする。 思わずとっておきの日本酒を出してきて、ふたりでさんざん飲んでしまった。 ほんとにおいしいから思う存分食べてみて!という気持ちで、ふたり暮らしのわたしたちのところに、こんなにたくさん送ってくれたのだろうなあ。ありがたい。 さらに残って冷凍してあるぶんは、炊き込みごはんの具にしようか、豪華ホタテシチューの具にしようか、と今からにやにや笑いが止まらないのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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