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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:音楽日記
暑中お見舞い申し上げます。 学校が夏休みに入って、図書館は大繁盛。 棚に出したおすすめ本もどんどん借りてもらえて、うれしい悲鳴なのですが、息つく暇もないあわただしさで、神経のたかぶりがおさまらない夜も。 そんなとき、一服の清涼剤、兼鎮静剤としてかならずかけるのが、エディ・ヒギンズのCDです。 ささくれだった心に染みこむ、繊細でやさしいピアノ。 疲れも苛立ちも、甘い音のあいだに溶かしてくれる。 ジャズ・クラブで長いあいだピアノを弾いたあと、ヴィーナス・レーベルにこの上なくロマンチックな名盤をたくさんのこして、エディ・ヒギンズおじさんは去年、77歳で亡くなった。 ねえ、お願い。 どうか弾くのをやめないでね。 わたしが、眠ってしまうまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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