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読書とパイプの日々

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テーマ:今日の一言(1632)
土曜日に行ってきた。
正式名称は
『造形集団 海洋堂の軌跡 ~サブカルチャーと現代~』

もちろん海洋堂の名前も知っているし、製品もいくつか持っているのだが、
模型分野については薄いので、通しての歴史、意義については知らなかった。

その点、展示品よりも、海洋堂社長(通称:専務)の講演会を聞けた事は、非常にありがたい機会であった。

海洋堂よりは見知っているガイナックス(その前身のゼネプロも含め)も、そうだけど、世間から低く見られていたサブカルチャーの担い手が、何とか自分たちの立場を認めさせようと戦ってきた集団という印象をうけた。

初めはプラ模型を、次はアートしての模型を、昨今は作り手=造形師を世に認めさせようという意気込みは、専務の講演から十分に伝わってきた。

絵の展覧会などは通常30分もあれば見終わるタイプだが、1時間以上会場にいた。
ただ、悲しいかな萌え系のフィギュアには、あまり燃えられない自分を自覚した。

専務の講演で、日本のフィギュアは世界一との発言があったが、もちろんこれはためにするスローガンで、欧米のフィギュアもなかなか侮れない。
一番日本のフィギュアで弱いのは、リアル系人物フィギュアだと思う。
動物や機械ならリアルプロポーション物もあるのだけど、人間になった途端に99%デフォルメ物になってしまう。なんでなんだろ?

専務の講演が終わって、まさかのQ&Aタイム。予想してなかったので質問する勇気はなかった。
通ぶってスペル星人のアイテム化を持ち出した半可通がウルトラマンセブンと発言したら、即専務よりウルトラマンセブンなんて無いウルトラセブンだと駄目を出されてたのは、傍からみて恥ずかしかったぞ。





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Last updated  2007.07.23 16:32:17
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