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カテゴリ:古典
松尾芭蕉
『おくのほそ道』 角川ソフィア文庫 俳諧求道の旅日記。総ルビ入りの原文に加えわかりやすい現代語訳、詳細な注釈、豊富な図版が収録されているので、入門編にぴったり。 李登輝の影響で『おくのほそ道』を読んだ。冒頭や平泉のあたりは学校で読んだことがあるのだが、通して読むのは始めて。角川のビギナーズ・クラシックシリーズは面白いコラムも収録されているので、素人ながらも楽しめた。公儀隠密説や忍者説は印象に残った。確かにこの脚力は只者ではない。 ただ一点、本書の編集に残念な点があった。それは、原文の前に現代語訳があること。古典を楽しむためには現代文は原文の後ろに置いたほうがよいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.14 08:27:52
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