私はかなりマイペースなので、どんなに苦境に立たされても自分の好きな事にはお金を使うタイプ
だから今も楽しく暮らせてると思っています。
でも、自分でもどうにもならないの事がいっぱい。
そのひとつが母親。
もう父が亡くなって、6年の月日が経つなんて信じられません。
5月には七回忌の法要です。
本当にささやかに、母と弟夫婦と私と息子(次男)だけです。
私は自分の両親と合わないと毛嫌いしてきました。
少なくても両親はどこにでもいる昔の人、働き者で真面目です。
なのにそんな両親が好きになれない私ってなんなんでしょ。。。
父が亡くなる前、私はこんな親不幸でも絶対後悔なんてしないと思ってました。
でも、やっぱり後悔しました
私が父にしてあげられるたったひとつの事が私にはあったんです。
それに気づいたのが、亡くなってすぐでした。
それが何かって・・・・母に関する愚痴を聞いてあげる事でした。
結婚して49年、無口な父は吐き出したい事がいっぱいあったはずです。
それを、母が昨日見つけました。
父は病気になってから新聞の広告の裏などに自分の思いを書き綴っていたものが亡くなってからたくさんあることが分かりました。
でも、母に対する気持ちがハッキリ書かれている物を昨日母は見つけたのでした。
本当に父の心の真実です。
母は何を思ったか、最近身の回りの物を片付け始めてます。
そのお陰で出てきたメモです。
テレビの料理番組をメモったのか、味付けなどメモした物といっしょに。
母は、父が亡くなってから自分の傲慢さみたいなものを反省はしてましたが、
そのメモで本当に分かったと思います。
人の何十倍も働く働き者ではあるけど、本当の優しさに欠ける人です。
人には尽くすけど、それに愛情を感じられない人です。
それは、母が自分の性分でやっていることだからです。
私は母と同居してからかなり辛辣な言葉で母に言いたい事を言ってきました。
「あんたは自分が思ってるほど良い人じゃないからね」みたいなね。
そんな母に似ている私自身も嫌いです。
先日の足の痛みから病院にもタクシーで行き、それ以外はほとんど外へも出ない母。
私にいろいろ買い物を頼むので「忙しいのに悪いね」とか頻繁に言います。
「何よ今さら、今まで散々人をコケ降ろしておいて、そんな言い方されても気持ち悪いからやめてくれいない」と言い放つ酷い娘です。
悪い人ではないです。本当によく働いて生きてきたと感心します。
そのせいで今の足の痛みがあると思っているので、働き過ぎだと思います。
でも、損な人です。自分の子供から尊敬されないで。
私は父の味方になってあげたかった。
それが出来たのに、私には何も見えなかった。父が亡くなるまで。。。
ごめんね、お父さん。
中学生までは本当にお父さんのこと尊敬していたのに、お母さんの愚痴を聞いてから、高校生の頃からお父さんへの見る目が変わり、情けない男のレッテルを貼ってしまいました。
だから私の好む男性像も変わった。
その結果私は離婚してるしね。。。苦笑
あと10年か20年か、、、私が死んだらお父さんの愚痴目一杯聞いてやるからさ!