スーパーカブ90のカムは、果たして2本のボルトで留まっているのか?3本か?が実は問題であった。非常に古いと3本の場合がある。そうなるといろいろなパーツが適合しなくなる。うちの車体番号は怪しい年代のようだ。開けてみないといけないが、この丸い部分にはガスケットが入っている。開ける際にガスケットが破れると、オイルが漏れてしまう。そこでガスケットを念のため買ってきたのが先日。さあ外してみよう。
この丸い部分は、下の写真のプラグ横の長いボルト1本で留まっている。このボルトを外せば反対側の丸が外れる仕組みだ。
ボルトは簡単に外れたが、丸の部分のガスケットが、やはり30年物だけあって頑固に固着していた。丸の淵に何か差し込むと、ガスケットだけならまだしも、金属部分を痛めてはオイル漏れの原因になってしまうので、どうしたものか?とよく見ると、下側に突起があった。回り止め?位置決め?の為のものだろう。そこに細い隙間があり、ここに何か突っ込むと行けそうだ。精密ドライバーのマイナスを徐々に差し込み、ゆっくり力をかけると無事外すことができた。ガスケットも少し本体側にはがれて残ったが、おおむね短期の再利用可だろう状態。
外してみたら2本のタイプだった。これで秘密のパーツを安心して注文できる。知り合いのところにもカブ90が入荷したようなので、あちらの進化に負けないように頑張らないといけない(笑)。