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テーマ:最近観た映画。(40141)
カテゴリ:福井祭り!
会社さぼって(通院と偽って・・っていうか、まあホントに通院もしたんだけど)、"福井祭り"第二弾、「戦国自衛隊1549」を観にいきました。
事前に原作本も読んでいたのですが、読まずに行ったほうが楽しめたかな。 ただ、「ローレライ」や「亡国のイージス」ほど原作に思い入れが無かったので、小説との違いとかは気にせずに観られました。 まあ、前作と共通してるのは「自衛隊が戦国時代に行った」ってことだけで、まったく違う内容であるので、比較するのもどーかと思うんですが、うっすら~と私の記憶に残ってる前作って、えー自衛隊員ってこんな人なの?って思うようなチンピラみたいな隊員ばっかで、しまいには戦乱の空気に染まってしまい、虐殺・略奪・陵辱の限りを尽くし・・ってヤツじゃなかったっけ??そんな下品な印象しかないのですが。最後はみんな(一人を除く)殺されちゃって、歴史の波に飲み込まれちゃってかわいそーだねっていう・・。 今回のは角川映画っていう雰囲気を残しつつ、みんな理知的だし、スマートだし、大人も子供も楽しめる娯楽映画って感じでよかったと思います。 丁度その前日、日本テレビの夜中の番組で福井氏が出ていて、「映画ファンじゃなくって、1年に1本、お祭り感覚で映画を観にいく人のための映画が作りたい」って言っていましたが、まさにそんな感じじゃなかったかな。 んで、福井ファンとしてはやっぱ「TWELVE.Y.O」の的場(小説では二等海佐)がこんなことしてたんだってのがキモなわけで。単に映画を見ただけの人なら的場=悪者という印象になるのかもしれないけど、「TWELVE.Y.O」の東馬なんかとイメージがダブってしまい、彼は彼なりに今の日本の状態を憂えていて、自分の信念に従って真っ直ぐにしか生きられなかった不器用な人なんだよね・・という哀しさが観終わった後に残りました。そんなナマヌルイ今の日本だけど、そう捨てたもんじゃないよね。ここからちょっとだけでも良くなっていく希望だってあるよねってのが福井氏の小説に流れてるものだと思うのですが、それはこの映画でも出ていたと思います。それを過去からやってきて、現代日本を傍観者として見た七兵衛に言わせたってのが良かったです。 でもでも、今回一番の収穫は、七兵衛どのかっこいいーってことで・・(笑) いやあ、北村一輝、あんなにかっこいいとは思ってませんでした。 「水曜の情事」で見かけたときはなんかカマっぽい・・と思ったし、「大奥」で家定やってたときは粘着質なイメージでダメだ~(と思いつつなんか目が離せなかったところはあるが・・)だったんだけど、演技が上手いちゅうことなんですね。 特技が日舞ということで、着物姿がサマになってるのも納得です。現代劇より時代劇のほうがあってると思う!!時代劇に沢山でてほしいです。 ちうことで、七兵衛どの見たさでDVD購入は必至。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.16 12:57:43
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