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徒然日記「多事某論」 楽天支部

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2004.12.25
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テーマ:戦争反対(1190)
カテゴリ:国防・安保問題
<イラク派遣反対ビラ>無罪判決不服、東京地検支部が控訴 12月24日20時33分 (毎日新聞)
 自衛隊のイラク派遣に反対するビラを配るため、東京都立川市の防衛庁官舎に立ち入ったとして、市民団体のメンバー男女3人が住居侵入罪に問われた事件で、東京地検八王子支部は24日、3人をいずれも無罪(求刑・懲役6月)とした東京地裁八王子支部の判決(16日)を不服として、東京高裁に控訴した。
■まぁ当然と言うものでしょう。
なんで当然かと言うのはこのページを見ている方には周知の事実だと思いますので省略します。
分からない人は「【縮小版】 裁判所の中の人も・・・ 【差し替え】 」を参照して下さい。

二等陸佐ら口頭注意 改憲案作成問題で防衛庁 12月24日21時33分 (共同通信)
 陸上自衛隊の幹部隊員が憲法改正案をまとめ、自民党憲法調査会の中谷元・改憲案起草委員会座長(当時)に提出した問題で、防衛庁は24日夜、内部調査結果を発表し「組織的に改憲作業に関与した誤解を与えかねない」として、提出した二等陸佐を口頭で注意した。上司の一等陸佐も指導不足を理由に口頭注意にした。
 調査報告書は、個人的な行為だとして、陸自の組織的関与は否定。公務員の憲法尊重擁護義務や文民統制(シビリアンコントロール)との関係でも「問題ない」と結論づけた。幹部自衛官が改憲という高度な政治的課題に関与した点を事実上「不問」に付す内容で、来年の通常国会で追及されるのは必至だ。
 口頭注意を受けたのは、陸上幕僚監部防衛部防衛課防衛班所属の二等陸佐と、上司の一等陸佐。
■はい、まずは共同と時事の記事を比べてみましょうか。
事の経過や処分に至るまでの判断の内容に概ね大差はありませんが、共同の共同たる所以は

>幹部自衛官が改憲という高度な政治的課題に関与した点を事実上「不問」に付す内容で、来年の通常国会で追及されるのは必至だ。

この一文に凝縮されていますね。

さて、次は全国紙を見てみましょうか。
<防衛庁>憲法改正案作成の陸自幹部、口頭注意のみ 12月25日7時52分 (毎日新聞)
 防衛庁は24日、陸上自衛隊幹部が憲法改正案を作成し自民党憲法調査会の中谷元・改憲案起草委員会座長(当時)に提出していた問題で、「組織的な行為はなく公務員の憲法順守義務にも抵触していないが、配慮を欠いていた」とする調査結果を発表した。改正案作成は「個人的な行為」と判断、シビリアンコントロール(文民統制)の逸脱はなかったと結論付け、森勉陸上幕僚長が文書を作成した陸上幕僚監部所属の2等陸佐と上司の1等陸佐を口頭で注意した。
(中略)
 ■政治関与、歯止め示されず
 防衛庁が発表した陸上自衛隊幹部による憲法改正案作成問題の調査報告書は、2等陸佐が「改正案を職場のファクスで送り、組織が関与したとの誤解を与え配慮を欠いた」と形式のみを問題視する内容だった。報告書はシビリアンコントロール(文民統制)の逸脱の恐れはなかったと結論付けたが、同様な事案の再発防止について具体案は示されず、自衛隊法で禁じられている「自衛官の政治関与」の在り方をめぐっては課題が残った。
 調査報告書は、文民統制について、防衛出動が国会承認を得ることや、首相が最高指揮権を有することから「制度的に担保されている」と強調した。
 しかし、今回の改正案作成問題で浮き彫りになったのは、たとえ個人的な関係であるにせよ、自衛官の意見が政治家に大きな影響力を与えることがあり得ることだ。しかも、改正案は集団的自衛権行使や武力行使という憲法9条の根幹に関わる内容に言及していた。首相が最高指揮官だから、それだけで文民統制が維持できるというほど単純なものではない。
 その意味では、今回のケースは、政治家と自衛官との付き合い方を考え直す絶好の契機だったはずだ。しかし、防衛庁は、政治関与の「歯止め」策の基準作りに積極的に乗り出そうとはしなかった。北原巌男官房長は記者会見で、どういう場合を問題とするかについて「ケースバイケース」と答えるのみ。再発防止のため新たなガイドラインを作る用意があるかどうか再三質問されたが、明確に答えることを避けた。
 自衛隊が組織的に政治に関与するのはもってのほかだが、自衛官個人であれば、憲法改正問題でも積極的に政治家に意見具申できるという雰囲気が自衛隊内に生まれれば、文民統制は危うくなると言わざるを得ない。【古本陽荘】
■楽天では字数の関係で毎日のみ全文掲載しました。
全文読みたい人はこちらにどうぞ。

さて、一般的に左寄りの頭目であるとされている朝日の中の人が冷静なのには驚きましたw
産経に至っては共同記事の再配信だけで済ませていますね、「当然だ、記事にするまでもない」と言いたいのでしょうかw

一番驚いたのは朝日よりはもう少し右だろうとされている毎日の記事ですかね(苦笑
「これ本当に毎日か?朝日の誤植じゃねえの?」と疑いたくなりましたw
そもそも、タイトルからして「<防衛庁>憲法改正案作成の陸自幹部、口頭注意のみ」と「何で口頭注意だけなんだ!」と怒っておいでですw

まとめると、件の陸幕防衛部防衛課防衛班所属の二佐については大きく以下の3点が指摘されていました。

1.憲法尊重擁護義務
一番問題視され、ウダウダ言われていた憲法99条の「憲法尊重擁護義務」については同じ憲法96条に「改憲条項」があるので無問題。
根本的に、憲法に定める改正手続きによる改憲内容を検討・主張する限りは個人、公務員いずれの立場でも憲法九九条の憲法尊重擁護義務に反しないと言うのは常識です。
しかし世の中には

>「憲法を変えよう」という、憲法99条を逸脱した国会議員が作り出した空気にすぎないのではないか?

と、憲法を変えようと主張することは憲法違反だと無茶なことを言う人がいますからね・・・。
きっとこの人の脳内憲法には9条と99条しかないんだと思いますw


2.シビリアンコントロール違反
シビリアンコントロールについては軍隊である自衛隊を政治家を始めとする国会や内閣が統制するのが「シビリアンコントロール」であるから無問題。


3.職務専念義務違反
防衛庁の内部調査によると、知り合いである中谷氏の個人的に依頼されて、週末の10月16・17両日に資料3枚を作成、その資料を同22日に職場で印刷し、ファクスで中谷氏の事務所に送付したんですが、それが問題とされた訳ですね。
資料作成は勤務時間外を使っているので無問題。
ただし、勤務時間帯に職場のファクスを使ったことが「わずかな時間ではあっても、職務専念義務に違反した」「個人と組織の区別の観点などから配慮を欠いた」として口頭注意処分となりました。


しかしまぁ、こんなことで一々処分受けてたら社会が成り立たないと思うんですがねぇ。
今日から防衛庁のお役人様は勤務時間帯は極端に言えばトイレにも行けないし、気分転換のお茶もコーヒーも買いに行けませんねぇw

んでもって
とあるお役所の愛妻家のお役人様が職場から今から帰るよコール

奥さんが「今日おでんだけど大根がないの、大根買ってきて」と言う

「大根ね、分かったよ」と快諾する旦那

それを見ていた上司が「貴様ぁ!わずかな時間ではあっても職務専念義務違反だぁ!」


・・・orz
そもそも、職務専念義務違反を言い出せば一番首を切られるのは国公立学校のサヨク教師だと思うのは私だけでしょうかw
それを知ってか知らずか毎日の中の人も

>報告書はシビリアンコントロール(文民統制)の逸脱の恐れはなかったと結論付けたが、同様な事案の再発防止について具体案は示されず、自衛隊法で禁じられている「自衛官の政治関与」の在り方をめぐっては課題が残った。

>今回の改正案作成問題で浮き彫りになったのは、たとえ個人的な関係であるにせよ、自衛官の意見が政治家に大きな影響力を与えることがあり得ることだ。
>しかも、改正案は集団的自衛権行使や武力行使という憲法9条の根幹に関わる内容に言及していた。
>首相が最高指揮官だから、それだけで文民統制が維持できるというほど単純なものではない。

>自衛隊が組織的に政治に関与するのはもってのほかだが、自衛官個人であれば、憲法改正問題でも積極的に政治家に意見具申できるという雰囲気が自衛隊内に生まれれば、文民統制は危うくなると言わざるを得ない。


火のないところに煙を立たせよう、何とか大問題にしようと必死ですねw

一応その他新聞を見てみると、日経を見ても東京新聞を見ても毎日の異常さが際立ちますねw

「テロ対策着々と」は字数の関係で掲載できませんでした。
ご覧になりたい方は本館の
【検察側控訴】 新聞各紙斜め読み 【テロ対策着々と】
をご覧下さい<(_ _)>





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Last updated  2004.12.25 14:03:05
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