テーマ:政治について(20227)
カテゴリ:「バカの壁」シリーズ
~アスペルガーの暴走(その1)~ ■はい、バカの壁でも度々取り上げているあのビョーキの彼がまた何か言っています。 今回彼が目の敵にした記事はこちらです。 ■と言うことで、まずは記事の方の分析をしてみましょう。 >基本見解は、A級戦犯の分祀論について、「祭神の分離という意味の『分祀』は神社祭祀の本義からあり得ない」と指摘し、「A級戦犯の分祀は不可能」とする靖国神社の立場への支持を表明している。 まぁ私はで陸自神道キューマル教ですから神道の知識はあまりないわけですがw 靖国神社がすでに発表していて、このブログでも何度か取り上げたことがある「◆所謂A級戦犯分祀案に対する靖國神社見解」や、今回の神社本庁の見解を元に考えると、神道には「切り取る」という概念がないと言うことだと思います。 ものすごくかみ砕いて表現すると、靖国神社からA級戦犯を所謂「分祀」しろというのは、ミルクティーからミルクを「分離」させろと言っているようなものなんですね。 で、神道にはミルクと紅茶を混ぜてミルクティーにする「合祀」という言葉はありますが「分祀」と言う言葉は神道にはないんだと言う話もあります。 その代わり神道には「分霊」と言う言葉があるそうですが、この「分霊」というのはあくまで一つのミルクティーを二つに分けよう-分けても両方同じミルクティー-ということで、ミルクティーからミルクを分離させろと言うものではないんですね。 ちなみに「分霊」という単語と「分祀」という単語ですが、私の使っているATOKでは「分霊」という単語は登録されていましたが「分祀」という単語が登録されていませんでした。 ですから一番最初に「ぶんし」と入力して「分+祀」で「分祀」という感じで単語登録しなければいけませんでしたがMS-IMEではどうなんでしょうか? >そのうえで、「『分祀』の意味を誤解した議論がなされていることに深い憂慮の念を禁じ得ない」としている。 当然ですね。 ミルクティーからミルクは分離できないのに、分離しろって言ってるようなもんなんですから。 >また、靖国神社について、「日本における戦没者慰霊の中心的施設」と位置づけている。 まぁ、このあたりには異論があるかも知れませんが、「靖国で会おう」と言って散っていった将兵が靖国に祀られることを誇りとしていたということを考えれば「日本における戦没者慰霊の中心的施設」と言ってもいいんではないでしょうかね。 どうしても靖国に行くことが納得できなければ隣の千鳥ヶ淵にある35万柱の無名戦士の眠る「千鳥ケ淵戦没者墓苑」に行けばいいわけですし、根本的に靖国に祀られているのは「御霊」ですからね。 >日本政府がサンフランシスコ講和条約11条で極東国際軍事裁判(東京裁判)を「受諾」したことについては、「条約発効後も判決の効力を維持させるための措置であり、裁判の正当性を承認したことを意味しない。戦争裁判受刑者は国内法上の犯罪者ではない」と主張している。 >さらに、A級戦犯の合祀は、戦犯の釈放・赦免を求める国会決議や、戦犯を戦傷病者戦没者遺族等援護法や恩給法の対象にした政府の措置に基づくものであり、「首相は内外からの干渉を排して靖国神社参拝を継続すべきだ」と強調している。 このあたりの見解は奇遇にして私のものと一致していますね。 よって、前回の「【硫黄島】 八月への前振りか? 【追悼式】 」で述べていますので省略します。 字数の関係でその2へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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