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カテゴリ:読書・コミック
菊池雅洋さんの
【送料無料】人を語らずして介護を語るな。 を読みました。 この方のブログ「masaの介護福祉情報裏板」を本にしたもののようです。 同業の人間として読んで考えさせられることがいろいろありました。 自分の仕事に対する姿勢について改めて考えることができてよかったです。 たくさん気になる言葉があったのですが、その中で一番の言葉。 介護の「介」とは、心にかける、気にかける、仲立ちをするなどの 意味がある。そして「護」は、まもる、かばう、ふせぐ、たすける という意味である。障害とは生活上の不便なのだ。我々は不便を 抱えて、そのことが生活障害になっている人々に対し、「心にかけて 、護り助ける」のである。つまり、身の回りの行為(セルフケア)に 不便や不自由をきたした人の、支障のある部分を補い、支援するとき、 相手の心の負担にならないように、そっと手を差し伸べて彼らの 彼ららしい生活が獲得できる手助けを、彼らの尊厳やプライバシーを 守りながら行うという意味である。だからいくら技術が優れていたとしても、 その行為が相手の心の負担になるようなら「介護」にはなっていないと いうことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月02日 08時33分40秒
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