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カテゴリ:読書・コミック
「平穏死」というのは著者と弁護士の黒田和夫さんの造語である。
「平穏死」というのは「老境」の最期、もはや、「無理に生かす」医療措置など必要としていない方に、苦しまず、自然に、穏やかに最後の時を過ごしてほしいということを表した言葉。 生まれて、成長して、子孫を残して、老いて最後を迎える、一人の人間の誇り高い命を守ることが必要であるとの記述。 「口から食べる」ことの重要性、終末期医療で「胃ろうを増設する」ことが必要であるか否か、「平穏死」は殺人か、「看取り」と向き合うことについてなど、超高齢化社会が進む中、考えるべき問題についての見解が、実例に基づいてわかりやすく書いてある。 特別養護老人ホームの常勤医である著者だからこを書けた一冊ではないかと思う。 【送料無料】「平穏死」という選択 [ 石飛幸三 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月06日 08時20分12秒
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