未来のホープたち
現役を引退してもうすぐ1年。最近は週1度ジムで小中学生にミットを持ったりしています。『ボクシングを教える』というほどのものではありません。ただ、強くて優しい男になってほしいと願うばかりです。そして、思い出すのは前会長が言っていた言葉。『こうして1度でもバンデージを巻いてボクシングを経験した子供たちが大きくなった時、たとえ彼らがボクシングの道に進まなかったとしてもテレビでボクシングを見かければきっとまた観てくれる。リング上の選手たちを応援してくれる。未来のボクシング界のためにも、そして未来のホープの卵のためにも、少しでも多くの人にボクシングを身近に感じてもらう必要があるんだ。こういう地道なことが大切なんだ。』と。本当にその通りだなと思います。自分にたくさんの特別な経験をさせてくれたボクシングを一人でも多くの人に体験してもらいたい。