|
カテゴリ:フィリピンスタディツアーSTORY
凶暴ネコと巨大ゴキブリに襲われ、 なけなしでもせめてものガードにと頭までかぶった毛布が、 薄手ながらも、タダでさえ息の詰まるような暑さにさらに拍車をかける。 暑い。 でも、怖い。。。(T_T) 繰り返しますが、 ぶらびは本当に本当にゴキブリが嫌いなんです・・・。 なのに、日本より“多い・デカい・活発”の三枚揃い。 発狂寸前。。。 そうこうしているうちに、現地スタッフさんのデカイ「Good morning!!」の 声で目が覚めた。 どうやら少しは寝たらしかった。全然寝た気せん・・・。 でも、まだ朝6時なのに・・・ 昨晩は起床8時って説明されたんだけど(?_?) 不思議に思いつつ「Hurry up!!」とあまりにスタッフさんがせかすので、 家族にいそいそと別れを告げ、言われるがままにホームステイ先を後にした。 が、あとからやはり、そのスタッフさんが時間を間違えていた事が判明。 その人が担当していた地域に寝ていたうちを含む数人は、 ホストファミリーとの朝の交流時間がナイまま、集合場所である NGO事務所に帰ってきてしまったのであった。 でも、うちは一刻も早くあの家を離れたかったので、 内心時間を間違えてくれたことに感謝した。 「(ここでホームステイ)した事ある人から、 チョーよかった・楽しかったって聞いてたのに・・・・ もう、ホームステイなんて二度としたくない・・・ああ辛かったぁ(T_T)」 と、家の独特のニオイがこびりついた自分の髪を気にしつつ、 何度も何度も心の中でつぶやいた。 「いい経験をしたな」ってそれを思えるようになったのは、 帰国後、冷静に思い出をアタマの中で整理してからであった。 こんな経験、このツアーでなければできなかっただろう。 こんな家庭があるなんて、身をもってわかることはなかっただろう。 スラムの不衛生さ、ボロボロの狭い家──それでも元気一杯の子供達。 “貧困”の現実が、TVの向こうではなく、想像ではなく、確かにぶらびの目の前にあった。 この先、授業や本で社会問題・貧困問題について勉強する時、 この家族の笑顔を思い出すに違いない。 ついでに、ネコと、ゴキブリも・・・ みんなきっとまた会いにいくからね~!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[フィリピンスタディツアーSTORY] カテゴリの最新記事
|