なんなんだ?
「職場のうつ~復職のための実践ガイド~」(アエラムック・朝日新聞社)を買ってみた。中身は、うつの現状にはじまり、実際に職場のストレスからうつ病になった方の復帰社会していくまでの体験記や、復職支援プログラムについてや、一人デイケアの方法、全国の頼れる病院リストなど、何か役に立ちそうな気がする知識が豊富に載っていた。この本を読んで、いろんなことを思った。私は、選択したテーマのように、うつ病からの再出発期に入っているはず。たぶん。体験記を読んでいると、ベッドから起き上がれない日が何年も続いたとか、自殺未遂を3回繰り返したとか・・・うつ病と闘っている方のブログを読んでいてもそうだけど、自分よりはるかに苦しそう辛そうで、自分はうつ病なんかではなく、ただ甘えてるだけなんちゃうん、と思えてくる。。実際、本誌の自己診断テストをやってみても、結果は「うつ病ではない」。でも、じゃあ、明らかに以前の自分とは違う自分がいるのは、一体どう説明つければいいのか・・・ネガティブな考え方をしてしまうことに歯止めがきかなかったり、著しく集中力・判断力がかけてたり、息苦しくなったり、頭の血流が悪くなったような感じにクラクラグァングァンするし・・・発症した去年の今頃に比べれば、程度・頻度は落ちてきているものの、気づけば、ある一定のところからは全然治っていっていない。うちは、やっぱり今の自分に満足いかない。人と会うのがイヤな日が多かったり、バイトでも仕事がフツーにこなせる日と手につかない日があったり、夜、そんな自分に落ち込んでウツウツと悩んで、次の日学校や待ち合わせにメッチャ遅刻したり、こんな状況を、打開せずにはどうしようもないよね。。これから就職もするわけだし、ゆくゆくは結婚もするだろうし、家庭の仕事を受け持ったり、子育てだってしていかないといけないのに、できる日とできない日があっては、やっぱり困る。できない日を極力減らしていけるのであれば、それに対する努力は惜しみたくない。本誌によると、メンタルの専門医が行うプログラムにしろ、復帰後に再発防止のためにしろ、セルフマネージメント・・・自己管理がポイントだそうだ。中には毎日の自己記録を負担に感じる人もいるらしいけど、それは最低限の努力、なのだそう。症状にあってこそ自分の状態にあった薬が見つかるし、また自分のパターンを知ることで、いつどのように対処すればよいのかが分かり、うつの症状を乗りこなせるようになるのだとか。私も日記はずーっと毎日つけてるけど、ただその日の出来事をつけてるだけなので、自己管理としての機能を果しているかといえば、効果はそれほど感じたことはない。まー、つけてないよかマシか、というくらいで。。効果的なつけ方は、できていないのだと思う。というか、日常生活の中でも、日記をつけてても思うけど、自己管理というものが、私の中では一番難しい。自分がどんな時にストレスを感じるのか、何が問題で悩みがつきないのか、考えようとすればするほど、掴めない感じがする。まぁ一番の悩みは、間違いなく、集中力・決断力・思考能力が欠けてるせいで、いろんなことが以前のようにうまくいかないってことやもん。。そのせいで、自分に自信が持てなくて、人に会うのがイヤで。。やっぱり悩みの根源は、この症状だ。「とにかく、焦らないこと。焦りを抑えて日々の課題を着実にこなしていくと、自然と自信がでてくる。」(メディカルケア虎ノ門・五十嵐良雄院長)日々の課題って、「自己管理」だよねー。やってみる前からクヨクヨしててもしょうがないけど、焦ったらダメなんやけど・・・でも、高校・大学受験や、その他いろんな悩みぶつかった時、友達や他人に話聞いてもらって共感してもらうことで、支えられてきた。うちが辛いこと乗り越えられてきたのは、他人の存在、そして共感が必須だった。この病気は、共感を得ることは叶わない。自分の継続力のなさ、自分への甘さは、十二分に実感しているところ。きちんと病院へ行って、専門的なケア方法で管理してもらって、キッチリ治していくべきなのかもなー。