BRANCH　OUT

タイトルに何と書いていいのかも良く分からない。




さっき彼に電話をした。
泣いていたように思う・・・。
いや、泣いていたんだと思う。

どうしたんだろう・・・。






仕事のことで泣いていたのか、
私のことで泣いていたのか、
自分のことで泣いてたのか、
私たちのことで泣いていたのか、
本当の理由は分からない・・・。


ただ、どうしたの？と聞いても
大丈夫としか言わない。
でも、でも、どうしたって大丈夫じゃない。


そして、彼は私に言った。

心配しないで。本当に何でもないから。
落ち着いたら話すから。

何か出来ることがあったら、言ってねと言った私に、

うん。お願いすることがあったら言うからと・・・。




どう考えたっておかしい。
私は何となく予想がつく気がしてる。
彼の心配しないでという言葉が、
私たちの今の状況を物語っていた気がした。
私たちは相手が悲しいときに心配することも、
元気付けてあげる事も出来ない仲になってしまったのだろうか。



自分の好きな人が悲しんでいることって
とても胸が痛い。
それが自分がしたことならばもっと胸は痛い。



何となく、彼の気持ちが分かったような夜。
そして、何となく彼の考えていることが
分かるような気がする今。



元気になって欲しい。
そんなに悲しまないで・・・。



せめて話くらいは聞いてあげたいのにと思うけど、
多分今は話を聞かないことが彼の為なのだろう。



明日は少しでも元気でいてね。