BRANCH　OUT

３日目は当然のようにちょっと寝坊。

夕方から祖父母との食事会があるので、
それまでに俺様のビジネスグッズショッピング。

シャツを３枚と靴を１足。
カバンはかなり奮発していい物を買いました。
私の買い物は一切なし。当然だけどね。(笑)



その後約束の時間に祖父母の家へ。
両親とは祖父母の家で待ち合わせ。

家に着くと丁度誰かの姿が見えたので走った。
するとまだ時間じゃないのに祖父母が出かけるところ。
あれ？じゃぁ親が着てるのか？と思えばそうでもない。

うちの祖母は８７、祖父は８０になります。
最近ボケ？が激しく、約束の時間などがすぐに
分からなくなってしまうのです。

と言う訳で、その場でかち合せた事を幸運に思いながら、
４人で両親が来るのを待ちレストランへ。

美味しいご飯を食べながら、お酒の大好きな祖父は
楽しかったのか、少しをお酒を飲みすぎてかなり饒舌。
俺様レベルの日本語では、祖父母の日本語は難し過ぎ、
仕舞には祖父に「言葉が出来なくてごめんなさいね」と
言わせる始末。
さすがにこの時は俺様に猛烈に腹が立った。

以前から俺様にも言っているし、国際結婚をしようとする
友人などにも言っているけど、相手の国言葉をしゃべれるように
する努力を怠る事は、すごく失礼だと思う。

どこに住むにしたって、自分の両親同様、相手の両親だって
心配に決まっている。
それを１つでも失くそうとしないのは、努力や思いやりの
足りなさだけだと思う。甘え。

言葉だけでも出来ればどれだけお互いに心配が減るか。
どれだけお互いを知ることが出来るか。
どれだけ近くに感じることが出来るか。
２人の会話が出来ていればいいという問題ではない。

私の祖父にごめんなさいと言わせるのではなく、
俺様が謝らなくてはいけないことだ。

私はそういう点でも、自分の為にも、韓国語を習うことは
絶対であり、当然だと思っていた。

その後も祖父の饒舌さに拍車がかかり、
一応「Ｃちゃんを泣かせるようなことをしたら、承知しないからな」
というひと言でお開きになった。

祖父母を家まで送り届け、別れる際に、
２人とも一度入った家から出てきて、
俺様に「お願いしますね、お願いしますね」と
泣きながら握手を何度もしていた。
私はそれを目の前で見ていたら、俺様のしたことや
彼の努力の足りなさに、悲しくて涙が出てきた。

そして４人で大泣きをしながら別れた。

すごく、家族の大切さや、国際結婚の難しさを感じつつ、
一度家に帰り、俺様と散歩＆お茶をしに近くの公園へ。

その日の話をすると、彼はまたウルウルしていた。
涙を流す前に、努力をしろっ！！！！！



これで今回の滞在は終わり。
次の日は帰るのみとなった・・・。

色々とあったなぁと今考えても思う。