火曜日に韓国人の家で韓国料理を習った。ビビンバ、チャプツェ(韓国春雨)、プルコギ(牛肉の炒め物)、そしてキムチ。どれもすごくおいしかった。ところがレシピなんかない。見て覚えなさい、ということらしい。それでも不思議な食材たちを覚えきれない欧米人たちのために、英語のわかる妹さんがレシピを書いてくれることになった。でも、英語でレシピを書いても、ちゃんと必要な食材を買えるのだろうか。
ということで、試食のあと、近くの韓国食材屋さんに連れて行ってもらった。すると、店の奥のほうで山のような青梅を大きな容器に入れているのを発見。蜂蜜と氷砂糖で梅シロップを作っているところだった。上海に来て3年半。植物園で梅の花は見かけるのだが、梅の実はスーパーでも市場でも見かけたことはなかった。お手伝いさんも上海で梅の実を売っているのを見たことがないと言っていた。
あまりにも嬉しかったので、早速3キロ買って帰った。(500g2元なので―計180円。安っ!)ところがこの梅、粒がばらばら。大きくて黄色くなりかけてたのを梅干用、中くらいのを梅のコンポート用と梅シロップ用、小さいのはカリカリ梅用と3つに分けて仕込みに入った。
実は梅干なんか作ったことがない。梅ジュースは何回か作ったので不安はないが、梅干ってちょっと面倒くさそうなのでトライしたことはなかった。それでもネットで作り方を調べて今はさらに梅干用は黄色くすべく追熟というのを行っている最中だ。梅シロップは一日で梅がほとんど浸かるほど汁が出て順調、コンポートもいい具合いに出来た。でもカリカリ梅と梅干、ちゃんと出来るのか本当にすご~く不安。それに、ウチの庭には青紫蘇はあるんだけど、赤紫蘇はないんだよね~。残念。おいしくできるのかな・・・。