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カテゴリ:上海生活
8月3日にインターネットと電話を切られてから3週間。まだインターネットと電話はつながっていない。隣のインターネットカフェで日記を更新することにしたが日本語のソフトが入っていない。しかたないので家で書いてペンドライブに入れ、それを貼り付けて更新することにした。
約束の17日、ホテル側からインターネットと電話は27日まで使えないという知らせが届いた。この怒りはとても書き表すことができない。新しいマネジメントは始めから一ヶ月間ラインを切断し、電話会社やプロバイダーにお金を払わなくてもいいように計画していたのだろう。なんてケチ。人が住んでいることをまったく無視している。 外国人の私には直接電話会社やプロバイダーと契約する方法もわからないし、どのように、誰に助けを求めていいのかもわからない。近所のインド人は怒ったり抗議したりしても疲れるだけだし事態は変わらないからと言ってあきらめムード。他の人も仕事で忙しかったり上海にいなかったりなので、一人でマネジメントに電話をかけ続け抗議していた。 ところが担当者のマイケルは私の苦情担当係として新しい人をひとり雇い、抗議の電話をするたびにその新人を送ってよこす。何も状況がわからない新人は英語が堪能なのでとりあえず私の言い分を理解してくれてマイケルに掛け合ってくれるのだが、マイケルは部下の言うことにはてんで耳を貸さないので意味がない。この新人はケルビンと言って以前マリオットホテルにいたのだが、より高いサラリーを条件に引き抜かれてきたそうだ。ところがサラリーは約束どおりの金額ではないし、最近になって3ヶ月間で新しい契約が取れなければクビになると言われたそうだ。なんてひどい経営者。こんな街から遠いところそう簡単に契約が取れるわけない。しかも改装したはずのお向かいの家はキッチンは白い戸棚になって素敵なんだけど、ダイニングテーブルは小さい丸いガラステーブルでソファやいすは赤と白の安っぽいもの。こんなんで高い家賃なんて期待できるのだろうか。ケルビンはすぐに辞めていくだろう。 従業員もお客も大事にしないビジネスが成功するはずなんかない。きっと新しい経営はすぐに破綻する。でも、それまで私たちがいられるかどうかも定かではない。近所の友達は8月末に契約更新だが、新しいマネジメントに家賃の値上げと今まで家賃に込みだった光熱費をこれから毎月4千元(6万円)別途請求すると言われたらしく、引っ越すことにした。新しい経営者は相当のバカだ。どこに一ヶ月で4千元も電気やガスを使う人がいるのだろう。大きな家で夏の暑い盛りにクーラーをつけっぱなしにしても2千元(3万円)はいかないのに。ぼったくるにもほどがある。 植物園の一部のようなこの家はとっても気に入っているのだけれど、新しいマネージメントがこんなんでは安心して住んでいることができない。そろそろ引越し時なのかもしれないなぁ。とっても残念なんだけど・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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