忙しくて日記を更新していないうちに、子供たちはどんどん成長していく。
色々な場面で書き留めておいたことも日記に載せないうちに古い記録になってしまう。
実は一ヶ月前にパパがくれた原稿、載せてなかった。
パパ、ごめんね。

このままパパに日記を引き継ごうかな・・・。

　　　　　　　　　＊　＊　＊

生後11ヶ月の三女は、家族の一員としての自覚が芽生えはじめているようだ。ある朝、三女をリビングの床に置き、学校と幼稚園を控えた上二人の娘と私は急いで朝食を食べ始めた。そこへ三女は這い這いでやってきて、ダイニングの椅子につかまり立ちし、大声で叫んでアピールする。自分も食卓に加わらせて欲しいのだ。

傍でそれを見ていたパパが抱き上げ、あかちゃんチェアーに座らせると、普段はすぐに立ち上がって座りたがらないその椅子に、満足そうにおさまった。パパからワッフルのかけらをもらって、三女は嬉しそうにそれを食べた。

あかちゃんを満たすのは、食べものばかりでなく、家族の一員としての実感のようだ。