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カテゴリ:上海生活
時間がなくて日記に書いてなかったことが山のようにあるが、これは是非書いておかなくてはいけないことのひとつだ。
古北地区は日本人が多い。 でもお隣さんが日本人であることはそうない。(日本人村以外) ところが、うちのお隣さんはラッキーにも素敵な日本人の家族だった。 長女の12歳の誕生日、お隣から大きなイカをもらった。 長女の誕生日のごちそうに加えると話すと、彼女もその日が誕生日だった。 なんという偶然! 嬉しくなり、突然一緒にお祝いすることにした。 夕食の時なぜか大館市の話になった、すると、彼女は2歳まで餅田に住んでいたという。 またまたなんという偶然! お父さんが立花の出身でその後はずっと関東だが、おじさんやいとこはまだ大館にいるらしい。私の実家がある片山と餅田は隣同士。彼女は私より年下なので、2年くらいかなり近いところに住んでいたことになる。(話がローカル!) そして、大館より何百倍も人の多い上海では2年間お隣同士。なんという縁だろう。 (大館は7万人弱、上海は1800万人以上!) でも2週間前、お隣さんは突然の帰国命令が出て帰国してしまった(涙)。 私たちの表のドアは個別のエレベーターがあるので行き来できないのだが、キッチンにある裏のドアはお隣同士行き来できるようになっている。 その勝手口(?)を時々食べ物や子供が行き来する程度で、そんなに毎日会うことはなかったが、お隣に親戚でもいるような感覚で安心できた。 彼女の作るシフォンケーキやチーズケーキは売ってるものみたいにおいしかったし、色々いただいた日本のお土産もいつもおいしかった。混ぜて作る佃煮セットはまねして作って見ておいしかったので、今ではうちの定番になりつつある。 もうお隣にいないというのがまだピンとこない。 もうベーキングパウダーがなくなっても借りられないし、 作りすぎたおからももらってくれる人がいない。 やっぱり人との別れって寂しいもんだね。 でも、いつかまたどこかで会えるかな。 強力な縁があるみたいだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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