カテゴリ:71年英国
キリング・フロアも深く聴き込んだ記憶ないなあ。 いつ買ったのか調べてみると、2004年5月。 おそらくはトラッドもんをメインで買って、まだお金に余裕があったからとりあえず買ってみるかってパターンだったのかも。 1曲目だけは昔聴いたことがあって、まったくの未聴ではなかったからさほどの抵抗感もなくその場の雰囲気に流されて。 68年に南ロンドンで結成されたバンドで、本作は2作目。 ライナー読むと根底にはブルースがあるっぽいですが、個人的にはこれは紛れもなくブルースですね!という感じはしなかったなあ。 4なんかはハーモニカが登場してギターとシンギングが何かもったいぶったようなスピードで進行していてブルージーだけど、多数の曲はハードでプログレでビート・ポップも入っていて…。 予想以上に聴きやすいです。 一部のマニアのみに支持されているバンドって雰囲気を醸し出してるけど、曲展開やアンサンブルはわかりやすく耳なじみも良い。 でね、細かな弦楽器のカッティングがかっこいいの。 刻むギターが主役級の働きをしてます。 太鼓もかなりちゃこぽこしていて、この人らは歯切れのいい短い音をたくさん重ねることによってサウンドに厚みを加えているような気がしてきました。 9の後半ではドラムソロが出てきています。 シンガーは「アンタ昔は細身スーツ着込んでブルースナンバーをかわいくカバーしてただろ」と言いたくなるような声質&歌い方してますね。 むさくるしさはほとんどないです。 むしろスイーツを与えたらキャピりそうなイメージだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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