カテゴリ:71年英国
あーあーまた止まっちゃったよ。 T2のメンバーが参加している別のアルバムがありません! よって今回出したファジー・ダックは人脈は関係なしです。 単純に「F」の項がまだからっぽなんで出してみたまでです。 ファジー・ダックの面子は何気にいろんなバンドに出入りしてそうだな。ぐふふ。 70年にロンドン北部で結成されたファジー・ダックはアルバム1枚、シングル2枚を残して消えたバンド。 アルバムが発売される直前にグレアム・ホワイトが脱退し、後任にはガース・ワット・ロイが入りました。 歌/ギター/ベース/ドラム/オルガンのシンプル編成で音楽性も複雑なことはやっておらず、ストレートでソリッドなハード・ロックを展開しています。 だけどもね、一音一音がすんごいかっこいいんだ。 骨っぽくて硬派、いやー男前だわ。 とくにギターはツボったね。 余計な装飾は施さずひたすらまっすぐで轟くようで… ハード・ロックというよりヘヴィ・ロックとした方が伝わりやすいかもなあ。 ジャケこそキモかわいくないアヒルちゃんで軽そうだけど、中身は結構重いです。 ちなみにアヒルちゃんは8で登場してきます。 重いといっても旋律はわかりやすく明るいものが多いからドゥーム・メタルとは違うよ。 またヘヴィ・ロックといってもスリップノットとかコーンとかあの辺とも違うからね。 ポール・フランシスとロイ・シャーランドが書いた4は天を駆けるような爽快轟音ギターがたまりません。 この曲、ファジー・ダックの中で一番好き。 ワウを効かせたギターとか速弾きベースとか、バスドラのみをドドンッドドンッと連打するユニークなドラムソロもあるし、オルガンはメロディアスにもパーカッシブにも奏でてる。 私が買った93年に西ドイツの鶏レーベルから出た再発盤は9以降の4曲がボーナスとしてプラスされています。 上述のガースが参加した曲は3、9、10、11。 この4曲は71年8月と11月にシングル・カットされています。 しかしその年の暮れには解散してましてね。 「なんてかっこいいバンドなんだ! もっと聴きたいぞ!」と期待するファンの夢と希望を木っ端微塵に打ち砕いてくれましたよ。 しょうがないから解散後にガースが結成したグレーテスト・ショウ・オン・アースでも聴いて堕ちた気分を和らげるとするか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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