カテゴリ:71年英国
ハード・スタッフの1作目です。 「むぅ~ん」といった趣のジャケにばかり目を奪われてしまい、ソリッドでストレートなハード・ロックだったよね?程度の記憶しか持ち合わせていないのが情けないので今回、聴き直してみることにしました。 注目してしまうのが英国ロック好きにはたまらない構成員。 ジョン・カンとポール・ハモンドはアトミック・ルースター出身、ジョン・ガスタフソンはクオーターマス出身ですよ! さらに遡るとカンはアンドロメダ(戯言ブログにレビューあり)やファイヴ・デイ・ウィーク・ストロー・ピープルに在籍歴ありで、ガスタフソンはイアン・ギランやロジャー・グローヴァーを排出したエピソード・シックスにいたことも。 そのガスタフソン、7でかつての同僚と共作をしてますね。 カンのヘヴィで奔放なギターが全編に鳴り響き、太鼓の歯切れもベリークール。 2人のジョンの歌いっぷりは硬派で男気に溢れていますが、ガスタフソンは高音域をよく使っていてむさくるしさはそんなに感じないです。 カンは時折軽くガナリ気味に歌っていて、それがとってもかっこいい!きゃー! 旋律はわりかし簡素。 だけど各楽器が絶妙に絡んでくるのでただ単にシンプルなだけのハードロッキン・サウンドではないね。 程よいキャッチーさも持ち合わせている、よく練り込まれた品質高いブリティッシュ・ハードです。 この後73年にもう1枚作って解散したようです。 2作目も聴いてみたいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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