カテゴリ:60年代英国
メンバーの豪華さならこっちも負けてないぞ。 ゴッズはのちユーライア・ヒープのケン・ヘンズリー(鍵盤、ギター、歌)、のちローリング・ストーンズのミック・テイラー(ギター)、のちジェスロ・タルのジョン・グラスコック(ベース、歌)、ジョンの兄ブライアン・グラスコック(ドラム、歌)で結成されました。 ミック・テイラーがブルースブレイカーズ加入のため脱退し、最初のラインナップは崩壊。 次にケンさんはポール・ニュートン(ベース)、リー・カースレイク(ドラム)、ジョン・コナス(ギター)の4人で新たなるゴッズを立ち上げます。 しかしニュートン脱退(のちほどヒープの結成メンバーに)、後釜に座ったのはグレッグ・レイク。 デビュー作を出す前にレイクとは喧嘩別れし(レイクはキング・クリムゾン結成)、ジョン・グラスコックが戻ってきて、バンドは「ジェネシス」をリリースしました。 と、苦労してライナーを途中まで読みましたが力尽きましたごめんなさい。 「ジェネシス」を出してから本2作目「トゥ・サミュエル・ア・サン」を出すまでにメンバーチェンジをしたようなことは書いていないので、録音はデビュー作と同じメンバーで制作されたと思われます。 私の持っているCDには参加者名簿は付いてなかったけど、ケンさん・リーさん・2人のジョンをとりあえず載せときました。 なお、明らかに声の違うシンガーが複数確認できたので、ケンさん以外の3人も歌っている可能性は大有りです。 音楽性は…オルガンとヘヴィなギター、エフェクトをかけていることの多いボーカルの3つを主軸とするサイケ・ロックかな。 いや、ロックよりポップスの方が収まりがいいかも。サイケ・ポップ。 曲によって黒魔術に心酔してそうなドロドロ感があったり、全盛期ステイタス・クオーみたいなブギ・ロックが展開されていたり、かわいくリズミカルに跳ねていたりしてます。 全体的には神秘性とかわいらしさを内包した、あと10歩進んだらおくすりきめちゃおうサウンドですね。 とろ~んとしてるけどまだ意識はしっかりしてます。 でもオルガン(たまにピアノ)がかなりフィーチャーされてるのはどの曲にも言えること。 いろんな楽器を弾けるケンさんですが、鍵盤を叩いているのがお似合いだなー。 ヒープとは違う雰囲気の曲がほとんどだけど、13はメロディラインといい厚いコーラスといいかなりいい線行ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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