カテゴリ:90年代英国
さてお次は2000年代英国の番。 …のはずだったのですがちょっとした手違いで90年代英国を出す羽目になってしまいました。 どんな手違いを起こしたかって? おやつサンお得意のうっかりミスですようっかりミス! アイアン・メイデンが出たならジューダス・プリーストも出さねば!と思いもしましたが(何を根拠に?)、いやベテランに頼るのはいいかげんやめようと判断しダーティー・ディーズに。 買った理由はかなりテキトーです。 ぶっくおふ福生店にて、「バンド名がAC/DCっぽいなあ」「そういやBURRN!で紹介されてたような気がする」と、衝動買いというかついで買いというか。 家に帰って封を切ってみたら帯にはこんなことが書いてありました。 アイアン・メイデンとのツアーでオーディエンスを魅了 ビースト・レコード:サンクチュアリー・ミュージックのロッド・スモールウッドとアイアン・メイデンの中心人物スティーヴ・ハリスが中心となって旗上げされたニュー・レーベル なーんだメイデンの舎弟だったのか。 本デビュー作が世に出る数年前からメイデンの前座を務めていた彼ら、実はそれなりにキャリアのある人たちです。 ピート・フランクリンは80年代から歌っていたし、他の3人もポッと出のフレッシュメンではありません。 そういう「それなりに経験のある新人バンド」のため、演奏力は安定しています。 しかしレイドバックはせず適度な勢いもあって、印象としてはNWOBHMの影響を強く受けているストレートでパワフルなハード・ロックですなあ。 ヘヴィ・メタルというよりはハード・ロックとしておきたいです。 んでこのバンド、ギターがかなりスラッシーでかっこいい! 剃刀みたいなカッティングを中心に時折メロディアスなトーンを織り交ぜて、ギター部分だけでも興奮してしまうね! ちょっと憂いがある声質を持つシンガーはゲイリー・ムーアを彷彿させます。 もう少しNAKIモードに入ればなんちゃってゲイリーになれそうだよ。 12は日本盤ボーナス曲。 トータルタイムは1時間ちょい、平均点は確実に越えてる良盤です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月11日 15時33分57秒
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