カテゴリ:73年英国
written by Shulman, Shulman, Minnear
さて5作目。 当時私がどれだけジェントル・ジャイアントを好きだったかという証拠がエクセルにつけているお買い物リストに残ってました。 なんとこれ、2300円で買ってます。 新品価格で買うのは50枚に1枚あればいい方の私にしてはすごく珍しいことです。 フィル兄さんが教職へ戻るために脱退しちゃったけど、残された弟達やケリー・ミネア、ゲイリー・グリーン、前作から加入のジョン・ウェザーズの5人による演奏は「兄さんの分まで頑張るぞ!」と言ったかどうかは定かではないですが兄さん脱退?それが何か?とでも言いたげなほどにテンションが高いです。 曲によってはリコーダーを大々的に用いてケルト風味も添加しています。 買った当時は今ほどケルト音楽に思い入れはなかったから、今聴くとまた違った印象に聴こえて面白いね。 ガラスの割れる音で始まる1はライブでもおなじみの曲。 おなじく定番の3はデレク兄貴が歌うアグレッシブなパートとケリーの歌うロマンチックなパートの2部構成。 終わったと思ったら別のパートに突入したりとめまぐるしく展開してますが、小うるさい感じはまったくしません。 ゲイリーの骨っぽいギターも、間違ってもハード・ロックは歌えないケリー(歌い方の癖がイタリア語っぽい)のボーカルも実に堂々としています。 持ち込んでいる要素は本当に様々なのにしっかりまとめ上げてしまう編曲能力には脱帽するしかないわな。 元々才能があるのか、それとも音楽院で学位を取得しているケリーがいるからなのか。 きっと両方だね。 なお本作より誰も脱退せず、また加入することもなく解散まで突き進むことになります。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月29日 22時33分31秒
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