カテゴリ:75年英国
written by Shulman, Shulman, Minnear
今ではメタルな音楽家を数多く擁するロードランナーのCEOになっているデレク兄貴はハード・ロック、レイ・シュルマンはジャズ、王立音楽院を優秀な成績で修めたケリー・ミネアはクラシック、ジョン・ウェザーズは実力はあるのにメジャーデビューできないドサ周り系B級ブリティッシュ、ゲイリー・グリーンはフォーキーなプログレがバックグラウンドにあるんじゃないかと私は踏んでます。 以上は素人が聴いて勝手に分析した結果ですが、5人の好む音楽はばらばらっぽいのにどうしてこうも見事にまとまってしまうんだろう。 いやまったく、ジェントル・ジャイアントの編曲能力にはおばさんお手上げです。 シンセの音がソロ作出しすぎ濫発キングことリック・ウェイクマンのようだったり、レイがその筋肉質の腕でスラッピング(に聴こえます)をかましていたり。 ケリーがリードで歌う曲は相変わらずドリーミーでファンタジアだったり…期待以上の仕事をしてくれているのは変化なしですね。 しかし本当にこの人たちの重唱って素敵だなあ。 2のハーモニーを聴いてごらんなさいよ! 誰が本職シンガーなのかわかんなくなってくるよ。 重唱でうっとりしてたところへ畳み掛けるようにケリーのソロ登場です! これ聴いちゃうと私はメロメロです。恋する乙女の顔になってしまいます。 ライブでよく出てくるのは1、2、3。 2は重唱部分をリコーダーにアレンジしてたりしています。 本作でついに50位の壁を破りましたが、タイトル曲はライブの方が数段かっこいいです。 私なんぞ最初にライブの方を聴いたもんだから、スタジオバージョンが少々物足りないほどですよ。 それでもデレク兄貴のガッツ溢れる歌いっぷりや芸の細かい演奏は迫力たっぷりなんだけどね。 リコーダーとハープシコードが活躍する曲があるからかな、古楽というかトラッドというか、そんな香りもしています。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月29日 22時42分21秒
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