テーマ:クラシックロック(754)
カテゴリ:71年英国
#82のブラック・キャット・ボーンズから派生してリーフ・ハウンドを出してみましたよ。 71年に本作1枚だけ出した5人組です。 ブラック・キャット・ボーンズからやってきたデレク・ブルックス&スチュアート・ブルックス以外にも、ピーター・フレンチはアトミック・ルースター、ミック・ホールズはブランニング・サンフラワー・ブルース・バンド(これは聴いたことないですが)の出。 そんな意味でリーフ・ハウンドもB級英国ロッカーの集合体と言えるんじゃないかと。 彼らも根っこにあるのはおそらくはブルース。 しかしブラック・キャット・ボーンズよりタッチが軽く、ギターは重く引きずるというよりは切れ味の鋭いカッティングが多くてかっこいいです。 ミック・ホールズとデレク・ブルックスの2人は間違いなく希代のリフ・メーカーだと個人的には踏んでいるのですがどうでしょう? ピーターはわりかし高めの声域で、わずかにかすれたシャウト気味の迫力シンギング。 ブルース・シンガーというよりはハード・ロッカーとした方がお似合いだなー。 時にはダルくも歌えていて…表情豊かな喉を持っています。 しかしこの人も“タメる”のがすごく上手い。 適度な感覚で次の言葉を繰り出してきて、スローチューンでも遅いって感じがあまりしないんだよね。 聴き応えのある歌い手さんだけど器楽パートもすんごいかっこいいんで、歌なしパートが続いても気になりません。 インストはインストで歌パートとは別のかっこよさがあるのだ。 クレジットにはないけどたまにオルガンやピアノも入ってます。 私が買ったのは94年にSee For Milesから出た再発盤で、ラストはボーナス。 驚きました。公式サイトが存在していたなんて…。 シンガー以外は若返ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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