カテゴリ:78年英国
all compositions written by Richard Wright words for “Against The Odds” by Juliette Wright
こうなったらとことんベタベタで行ってやる。 ロジャー・ウォーターズ→ピンク・フロイド→リチャード・ライトだぞ! このひねりのなさ! どうだ参ったか! さておき。 実は私、フロイドのメンバーの中ではリチャード・ライトがお気に入りなんです。 優しそうな風貌は好みだし、「原子心母」を聴いたところ彼の作品が抜けて良かったし。 そして楽しさと切なさが同居する鍵盤! 本作は彼の初めてのソロで、この時期のフロイドは「アニマルズ」や「ザ・ウォール」なんかを作ってます。 お手伝いメンバーはスノーウィ・ホワイト、ラリー・スティール、レグ・イザドア、メル・コリンズの4人。 サックスがやたらとエモ入ってます。 もうね、魂振り絞らんばかりで。 白雪君によるギター(生とエレキ両方あり)がまたブルージーでして、無意識にうっとり顔に変身しちゃいますよ。 叙情的で儚くて内省的な美曲のオンパレードで、フロイドのソフト/ジェントル方面を担当してたのは彼なんじゃないかと思ったりもしたね。 10曲中歌入りは4曲。 歌詞は明るくはないです。 それでも同僚ウォーターズのような陰気な暗さは感じない。 静かに内面を見つめている…そんな感じ。 顔立ち同様に歌声も温厚で、楽曲のアレンジも優しげだから聴いてると落ち着きます。 静かに、しかし存在感はあるピアノがまたいいんだ~。 このしんみり感最高だわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[78年英国] カテゴリの最新記事
|
|