カテゴリ:その他のヨーロッパ
どんなんだったかすっかり忘れちゃってるメインホース。 いつどこで買ったか記録がないので、買い物帳を付け始める99年秋以前に買ったものと思われます。 ライナーを読んでみたら、68年にスイスで結成されてました。 てっきりパトリック・モラツが渡英して現地ミュージシャンと結成したものだとばかり…(ちゃんと読もうよ) そんでですね。もう本当にン年ぶりに聴いてみたらばね。 1曲目からいきなりこれかい! うすぎたねーオルガンが待ったなしです。 波状攻撃のようにあとからどんどんやって来るゆがんだ鍵盤、ギター/ベース/ドラムも調子こいて援軍。 “イントロダクション”とかかわいいタイトル付けといて、5分もありますよ! 次でようやく落ち着けたと思ったら3曲目はまたしても激しい。 今後はギターが暴れてますね。 ドラムは突っ走ってるし、ベースはゴリってるしでこのバンドかなりの漢とみた。 まったくねえ。 ジャケの背景は千代紙みたいな上品で柔らかな印象なのにねえ。 ドラマー以外は全員歌ってますが、当然どの声が誰のものなのかはわかってません。 リードは中音域で、ハーモニーは高音域で付けていることが多いかな。 暴れまわってるばかりではなく、思わず悲劇のヒロイン気取りになってしまいそうな涙節バラードもやってます。 4なんかはむせび泣くギターとか哀愁にじみ出てるメロディラインなんかが相当に泣きまくってるんだけど、どうやら彼らはやんちゃ盛りのようで油断してるとすぐ暴れだします。 でも4の泣きパートの歌メロ、ムーディ・ブルースの“サテンの夜”っぽいなあ。 ちなみにモラツは80年代にムーディ・ブルースに加入してますが、彼が参加してるアルバムは持ってません! でもそこは音楽家ですから、どういう構成にすればリスナーのハートをつかめるかをちゃんと理解してますね。 暴れてばかりで落ち着きがないわけではないのです。 そう、突っ走ってるけどブレーキはちゃんとかけられる。速度調整だって思いのまま。 メインホースってジャズも入ってるクラシカルなプログレッシブ・ロックになるのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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