カテゴリ:2000年代英国
ごめん。 もう人脈リレーめんどくさい。 探すの大変だしバトンを渡す相手がいないことが増えてきたんでやめやめー! そんなわけで今回からは脈絡などはあまり考えずレビュー対象を決めることにしました。 ラックを見回していて目に留まったオレンジ・ゴブリン。 通算3作目だそうです。 ストーナーの元祖だそうです。 ブラック・サバスからの影響大だそうです。 ……。 メタル方面を頻繁に聴かなくなって久しいから基本データが脳から欠落しております。 あの頃は雑誌に記事が載っていれば必ず熟読、あー早く全部集めたいなあっ☆なんてときめいていたのになー。 ちなみに買えたアルバムはこれ1枚だけです。 ドゥーム・メタルとかストーナー・ロックとかそういう言葉が説明に使われることが多いバンドだね。 ドゥーム・メタルは私の中の定義では「重い・遅い・暗い」となってます。 ストーナー・ロックの定義はまだ決めていません。 確かに重いです。 楽器にしてもお歌にしても全体の音域をかなり低めに設定してるのだろうかと思えるような、下の方からずずぅぅぅんと響きあがってくるようなサウンドです。 弦の音圧がまたすごくて、久々に聴いてまず出てきたのは「このギターきったないなあ(笑)」でしたから♪ そして遅いです。 間違っても速くはないね。 でもカテドラルほどの遅さはないんじゃないかなあ。 脱力感溢れる遅さではなくてでっかい獣が獲物を引きずりながらズンズンと進んでいくような遅さ。 スローもしくはミドルテンポで進行します。 んで残りの暗い…だけどそんなに暗さは感じない。 まあ明るいとは絶対に言えないんだけど、陰鬱な暗さとか闇の帝王な暗さとか、そういうのはないんだよね。 もっと健全な弾き方でもっとクリアな声を持ったシンガーならMTVで流しても違和感なさそうな曲だって存在してるんだよ。 曲によっては宇宙を感じることもあって、11で日本盤のみおまけトラックとしてサバスをカバーしてるけど、実はホークウィンドも大好きなんじゃないかと思うわけなのです。 オレンジ・ゴブリンには60年代末期から70年代初期にかけての英国ヘヴィ・ロック、たとえばアンドロメダなんかの影がちらついているね。 12分のタイトル曲のドゥーミー加減ってば最高最強だわ。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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