Division Bell

6/22、月曜日、江ノ島にて、ヒプノセラピー（過去世療法）
というのをやって来ました。

この過去世療法というのは、現在抱えている悩みの原因を
過去から辿るといったヒーリングで、
「現在抱えている悩みは過去からの持越しのパターン」だ、と。
その「原因を探る為に、この療法をする」ととても良いんだそうです。

昔から私は、過去に囚われてしまう傾向が多かったんです。
たとえば「過去がこうだった。だからこの先もこうなるに違いない」
「過去のこういう経験からすると、こうなるのは必然なので、
将来的に希望が持てない…」など。

起きても居ない事実を不安視して、先の先まで考えるという
悪循環に陥ってました。
いわゆる「悪い堂々巡り」ともいえるようなｗｗ

その過去を突き破る必要性が自分でも感じられたので、
今回、過去世療法というのをやってみることにしました。

どんな感じかと言うと半睡眠状態で、意識はあり、その意識の中に
色んなイメージが夢のように浮かんでくるといった感じです。

そんな私が見たものは…。

●暗い石造りの壁と床に裸足で、パフスリーブの袖のブラウスと
ベージュのようなスカートを履いて、不安そうに立ちすくんでいる少女でした。
ひょっとして牢獄なのかとも思いましたが、罪は犯していないようで
そこはどうやら、病院のような施設でした。

どうしてそこに居るのかと聞くと、「おじさんに連れてこられた」と言ってます。
名前は「ミーナ」と言ってました。

そこの施設に入るまでの境遇を聞くと、真っ暗でまるで見えてこない。
またその後、ミーナはどうなったのか？というとそこもまた真っ暗で
見えてきません。

ところが時を遡り、幼少の頃のミーナを見ると、かわいいお家の前で、
そよ風に吹かれながら、花摘みをしている姿がありました。
その頃の彼女は決して、不幸ではなかったようです。
普通の幸福な少女、そういったイメージです。

そこから先を辿っていくと、町中を行きかう馬車の姿が見えましたが、
その後、その馬車の事故で、両親を亡くすイメージが出てきました。
どうやらミーナはその事故で両親を亡くし、１人助かり、
親戚の家に預けられたようです。

しかし、その親戚の家で受けた境遇と言うのが不幸だったらしく、
少女ミーナは心を閉ざし、何が起きたかを知らせてはくれませんでした。
つまり、施設に入った前後の事は、まるで見えてこなかった。

と言うものです。

そのセッションが終わり、誘導してくれたＣさんに補足のお話しを聞くと、
どうやらミーナは両親を亡くしたショックで心を閉ざし、
預けられた先の家では、虐待を受けていたようです。
それが高じて施設（或いは病院）に、連れて行かれるという状況になり、
最期は自殺をしたらしい。

とのことwww。

なんという境遇だったんでしょうか？
まさか、私自身このような映像を見るとは思わず、
幸福、或いは充実していた過去の自分を見られるのかと思っていたら…。

そのミーナから受けたメッセージは
「将来に絶望しない。将来に希望を持って」
「明るい所（場所）に出なさい」と言うことでした。

「思いもかけないアクシデントから人生が暗転」していったミーナの境遇。
また「幸福の次には、思いもかけないアクシデントが待っている」。
「だから、私は幸福にはなれない」と考えている節もあったようです。

それで１つ学びました。

まだ起きても居ない事を、不安がって心配するのは止めておこう。
つまるとこ、取り越し苦労なんだから、そう思うだけ疲れます。

そしてまた幸福の次には、何かしら不幸が待っていると
そう考えがちなクセも止めよう、と思いました。

先々の不安を想像して作り上げ、考えて悩むのは止めて
ポジティブに先を見ていくべきだと、とそう思ったセッションでありました。