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カテゴリ:語学
前回続きです☆
少し、スペイン語のコメントをしますネ☆ この読者の方はウルグアイとアルゼンチンに旅行に行かれるご予定とのこと。 スペイン本土のスペイン語は”カステリャーノ”と呼ばれていて、他の南米の地域のスペイン語とは少し異なります。 発音が少し違いますし、使われている単語も違うことがあります。 スペイン本土のカステリャーノは”S”(エス)をちゃんと発音しますが、南米のスペイン語はこの”S”(エス)が発音されてなくて抜け落ちています。 (ただし、南米のテレビやラジオのニュースのアナウンサーは”S”をちゃんと発音している標準語(カステリャーノ)を話していますヨ。) そして、アルゼンチンのスペイン語は、南米の中ではひときわ個性的な響きです☆ なんだかアルゼンチンは、他の南米の地域とはスペイン語が全く違う発音なのですよ~。 アルゼンチンのスペイン語は、全体的に、単語1語の真ん中あたりとか語尾をビヨ~~~~ンと伸ばして発音していますね。 音楽みたいに聞こえますね~。 私は、アルゼンチンのスペイン語も好きですよ♪ 音楽みたいなスペイン語だから、アルゼンチンタンゴが生まれてきたのかな~?と思ったことがあります。 例えばカステリャーノでは、彼女= Ella (エリャ)という発音なのですが、 アルゼンチンは、Ella (エシャ)と発音していらっしゃいますね~。”エーシャ”とちょっと音を伸ばして聞こえます。 lla (リャ)、 llo (リョ) という発音が、アルゼンチンでは、(シャ)、(ショ)になってるのでしょうね☆ あと、他にも、カステリャーノではお金のことをDinero(ディネーロ)と言うのですが、 アルゼンチンの方々は、Plata(プラタ)と言います。この発音も、(プラータ)と伸ばしておっしゃっています。 ちなみに、メキシコとか他の南米の国々全体でも、お金のことをPlata(プラタ)と言います。 Plata(プラタ)は「銀」という意味です。 昔、南米では、銀がお金として使われていた時代があったのでしょうね。 ・・・ちなみに、私が住んでいたマヨルカの人たち(マヨルキン)のスペイン語も、アルゼンチンほどではないですが、単語の真ん中あたりや語尾のあたりをビヨ~ンと伸ばして発音してますね~。あとは、小さい”ッ”が入って、音がつまったように発音してることが多いですね。 マドリッドの人たち(マドリレーニョ)のスペイン語は、マヨルカほど単語の真ん中や語尾を伸ばさないでちゃんと普通に発音してましたね。小さい”ッ”の詰まった音もマヨルカの人ほどは発音してませんでしたね。 マドリッドの言葉は標準語のスペイン語です。アナウンサーみたいなスペイン語で、しつこく発音しません。 同じスペイン語といっても、世界中で英語の次くらいに話されている言語なので地域が広大なため、それぞれの地域でちょっとずつ発音や使う単語が違うのですね。 でも、南米の人々でもテレビのアナウンサーは標準語なので彼らも標準語を理解しているため、私たちが標準語のスペイン語のカステリャーノを話しても、ちゃんと通じますよ~!!! カステリャーノを話せれば、世界のほかの地域のスペイン語圏の人々とお話ができます☆ そして、イタリア人ともスペイン語でお話できて通じるのですよ! イタリア人はスペイン語が分かるのです。私たち(スペイン語を話す)も、イタリア語がほとんど分かります。イタリア語の映画もほとんど分かるのです。そのくらい、イタリア語とスペイン語はよく似ています。 イタリア語とスペイン語の差は、大阪弁と標準語の日本語くらいの差じゃないかな~?という感覚です。 面白いですね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月04日 20時57分54秒
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