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カテゴリ:ニューヨークにて
前回続きです。
メキシコのスペイン語について。 スペイン本土のスペイン語は、カステリャーノといいます。標準語です。 私はスペインに住んでいましたし、スペインでスペイン語を学んだので、私の話すスペイン語はカステリャーノです。 それで、メキシコ人など南米の方々と話すとき、彼らのスペイン語は時々分からないことがあります。 発音も違いますし、同じ意味で使う単語が違うものがけっこうあるのです。 ほとんどは通じますし理解できますが。 きっと、日本語でも、標準語と大阪弁で話すことのような感じでしょう。このくらいの違いがあると思います。 メキシコ人ダンサーと話した時に、会話の途中で、「え?」と、イマイチなぜそんなことを聞くのか分からなかったことがあり、「何?」と聞いてみたら、同じことを言うので、また「え? 分かりません。」と言うと、同席していたスペイン人の友人が、 「ああ、メキシコではこれは、・・・という意味なんだよ。スペイン内とは意味が違うんだよ。」とその場で教えてくれたことがあります。 すると、そのメキシコ人は、そうそう、とうなずいて、 「スペインのスペイン語とメキシコのスペイン語は、ぜんぜん違うよ~! 私はマドリッドにしばらく滞在した時、最初は、スペイン人たちは何を言っているのかさっぱり分からなかったことだらけだよ。」 と言ったので、私はビックリして、 「ええ~! メキシコ人がスペインのスペイン語を分からなかったくらい、使われている単語が違うということ?」 と聞くと、 「そうだよ。スペインのスペイン語とメキシコのスペイン語は全く違うよ。 私はさっぱり意味が分からなかったよ。」 と、メキシコ人が言ったので、間違いないでしょう。 日本人が現地で言葉が通じなくて意味が分からなかったというならともかく、メキシコ人がスペインでスペイン語の意味が分からなかったのですから。 使われている単語が全く違うものが多いことは、私も気がつきます。 同じ単語が、全く別のシチュエーションで使われていることも多くて、 「え? なんでここで唐突に、・・・って言ってるんだろう?」と謎だったこともありました。 思い返してみると、南米の方とスペイン語で話していて、時々ありました。 清涼飲料水のビンの呼び名も違ってましたね~。 それはタコス屋で会計の時にスペイン語で話していて、 「えっ?」と、一瞬、何のことか分からなかったこともありました。今思い返してみれば。 (単語の違いはいろいろで数が多いですし、スペイン語に興味がない方々も多いと思うので、省略しますね。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月27日 21時12分34秒
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