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カテゴリ:ニューヨークにて
ジャ~ン!
こちらは私の「指の練習曲」です。 現代ジャズの父と言われている、ビバップのチャーリー・パーカー(Charlie Parker)です。 最近何度か書きました、私の師匠であるジャズ・ピアニスト&オルガニストのウィル・ブールウェア(Will Boulware)から、私の毎日の指の練習曲として、この曲を与えられました。 私にとっての必須曲の1つです☆☆☆ (*最近、世界水準のウィル・ブールウェア(Will Boulware)からジャズピアノも教えてもらいつつ、打ち合わせも兼ねて音楽活動を細々と再開しています。) この曲は、私が毎日、ジャズピアノを練習する前にウォームアップとしてコレを何度か練習しなさいと奨められました! コレは指をまんべんなく速くよく動かすからです。 すごくよく指の運動になる曲なのです。 ・・・速い!速い!指を行ったり来たり、せわしなく動かすから、おっしゃるとおり、かなり指の練習になりますし、弾き終わるととてもウォームアップされていて指が動かしやすくなります。 この曲は、アメリカの大学のジャズ専攻の人々が練習しないといけない必須曲だそうですが、ビバップはリズムが速いですね~! ・・・っていうことは、ジャズピアノを弾いている方は全員がこの曲を練習してきたのですよね! それほど、この曲は基本中の基本なのです! ジャズの基本が全て詰まっていますね。 私はこれは弾いたことがなかったので(!)、新鮮な気持ちで取り組めました☆ 楽しいです。 ウィルが、 「チャーリー・パーカーの曲は毎日練習するほうがいいよ!これはジャズの基本で、ジャズのフォームになっているから。 ジャズにはフォームがあるから、そのフォームを身につけたら色んなミュージシャン達とセッション出来るようになるから、大事だよ。 あんたが外でミュージシャン達とギグ(生演奏)をする時に、みんなジャズのフォームに合わせて同時にセッションしてインプロビゼーション(即興)していくから。 だからあんたもフォームを覚えないといけないよ!」など、説明して下さいました! そして、「フォームって、日本語で何て言うの?」と聞かれたから、 「形式。」と言うと、 ウィルも「オ~!、ケイシキ、ケイシキ。」とかくり返して言っていましたよ。もう1つ日本語を覚えたみたいです(笑)。 ジャズのフォームって、ミュージシャン達がいっせいにセッションする時に、コード進行とかの形式があってその形式に合った音を即興で演奏していくので、共通の言語みたいなものです。 ウィルはそのジャズの典型的な形式を、「AABA(エーエービーエー)」と言っていました! 「AABA(エーエービーエー)で1セットが32小節のフォームだ」と説明してくれました。・・・音楽の起承転結みたいな感じのコード進行のセットですね。 「ほな、今からAABAでいきまひょか~?」 「オーケー。AABAな!」 ・・・みたいな感じで、彼らプロのジャズ・ミュージシャン達はジャズのフォームで即興して合わせていくそうです。 ・・・このように、ウィルは、私をいつかギグ(生演奏)でセッションに加われるようにと、実践的なジャズを教えてくれています。 私は生演奏なんて今さら(笑)する気なかったのですが。 でも私を一人前のジャズミュージシャンに育てようとして下さっているので、なんだかありがたいです☆ チャーリー・パーカーが私の指錬として与えられているのですから、すごく実践的で助かっています☆ そしてこの曲の続きで同じコード進行でそのまま弾き続けて、インプロビゼーションを入れる練習をすることになります。これはもうちょっと先ですが、今からとっても楽しみですね~! まず、ウィルの感覚を教えてもらうためにも、この曲を毎日、ちょっとでもいいので練習を続けます☆ Charlie Parker-Donna Lee 高尚な芸術であるジャズをたしなみながらジュエリー製作するのは、相乗効果でジュエリー作品に良い影響を与えてくれています☆ ジャズを聴きながらノリノリでジュエリー製作をしています☆☆☆ お陰様で、ニューヨークで楽しく暮らしています。 お客様は、いつもご贔屓くださいまして、応援して下さってありがとうございます☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月10日 14時22分23秒
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